金融向けオンラインシステム、バッチシステムに適用

インメモリ技術で超高速データ処理、日立が新ソリューション

2008/04/09

 日立製作所は4月9日、オンラインシステムやバッチシステムの大量データを高速に処理する「大量高速データ処理ソリューション」を提供開始したと発表した。メモリ上で高速にデータ処理をする「インメモリデータ処理技術」などを組み合わせて構成。銀行や証券会社などミリ秒レベルのデータ処理が必要なシステムを抱える企業に販売する。

 同ソリューションを使うことで、証券取引システムで求められる高速のオンライン取引システムや、金融システム向けのトランザクションシステム、大量データを短時間で処理することが求められるバッチシステムなどが構築できるという。

 高速なデータ処理を実現するのはインメモリデータ処理技術で、日立は高速トランザクション処理基盤製品の「uCosminexus TP1/Server Base Extreme Transaction Platform」を開発した。同製品は処理対象のデータをすべてメモリ上に配置し、ディスクドライブのI/O時間を短縮し、高速なデータ処理を可能にしている。

 ほかに、すでに提供している高速バッチ処理製品「uCosminexus Batch Job Accelerator」や、リアルタイムのイベント処理基盤「uCosminexus Stream Data Platform」、米GemStoneのインメモリ・グリッド技術を使った高速データ処理基盤製品「GemFire Enterprise」で構成する。

 価格はTP1/Serverが300万円から、Batch Job Acceleratorが270万円から、Stream Data Platformが160万円から。GemFire Enterpriseは個別見積もり。コンサルティングサービスを含むソリューション全体の価格も個別見積もり。日立は2010年までに400億円の売り上げを見込んでいる。

(@IT 垣内郁栄)

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