JavaとPythonで実装、間もなくC++も

グーグル、暗号化ツールキットをオープンソースで公開

2008/08/12

 米グーグルは8月11日、暗号化ツールキット「Keyczar」をオープンソースとして公開した。

 Keyczarは、さまざまなアプリケーションに暗号化機能を組み込むための、開発者向けのツールキット。秘密鍵と公開鍵の両方による暗号化/認証機能をサポートし、鍵のバージョン管理システムも備える。公開時点ではJavaおよびPythonで実装されており、まもなくC++もサポートされる予定だ。

 一般にアプリケーションに暗号化機能を組み込む場合には、適切なアルゴリズムや鍵長、ローテーションなどについて開発者がきちんと考慮しないと、想定通りのセキュリティレベルが得られない。しかしKeyczarの場合は、鍵のバージョン情報から得られるアウトプットに自動的にタグ付けし、デフォルトで安全な方を選択することにより、こうした作業を抽象化。ソースコードに変更を加えたり、後方互換性を考慮することなく、鍵のローテーションや廃棄といった作業を行えるという。

 Keyczarはグーグルのセキュリティチームが開発し、Apache 2.0ライセンスの元で公表されている。

(@IT 高橋睦美)

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