今後はAPIに大きな変化なし
リリースが近づくAndroid、グーグルがSDK公開
2008/08/19
米グーグルは8月18日、スマートフォン向けのソフトウェアスタック「Android」の開発キットで初めてのベータ版となる「Android SDK 0.9」を公開した。Windows版、Mac版、Linux版があり、インテルプラットフォームでのみ動く。Eclipse用プラグインがあるほか、Apache Antを使った開発が可能。
公開されたSDKに含まれるエミュレータこれまで2007年11月に早期版としてSDKを提供していたが、ベータ版を提供するのは今回が初。今後は2008年9月に1.0候補版を必要に応じてリリースし、2008年後半に正式版の「Android 1.0 SDK release 1」として公開する予定という。ベータ版のバージョン0.9の公開に当たってグーグルのダン・モリル(Dan Morrill)氏は公式ブログのエントリのなかで、ベータ版のため0.9上で動くアプリケーションが1.0上で動かなくなる可能性はあるものの「APIは非常に安定していて、今後大きな変更はないと考えている」としている。
グーグルは公式アナウンスではAndroid搭載端末は2008年後半に市場に登場するとしているが、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが伝えたところによれば、11月上旬にはT-MobileからHTC製のAndroid端末が登場する見通しだ。
バグフィックス以外の前バージョンのSDKからの変更点は、新しいホームスクリーンが導入されたこと、アラームクロックや計算機、カメラ、音楽プレーヤー、写真ビューワー、SMSなどのアプリケーションが新たにエミュレーション環境に加えられたこと、XMLによるGUI定義が、Eclipseのプラグインで簡単に表示して確認できるようになったことなどが挙げられるという。逆にセキュリティ上の理由から、GtalkServiceが削られているほか、Bluetooth APIもなくなっている。
PCでいうデスクトップのようなメニュー画面。アイコンを自由に配置できる。タッチパネルを指でなぞることで左右のデスクトップへスライドして表示を切り替えられる
エミュレータの中には、さまざまなAPIを使ったデモンストレーションや、CPUの負荷を表示させる開発者向けツールなども含まれている
PCがネットワークにつながっていれば、Webブラウザ(WebKitベース)を使うこともできる
Webブラウザはタブブラウジング的な使い方もできる関連リンク
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