サイトのアクセシビリティを点数評価、NTTデータが無償公開約130の観点で評価

» 2008年08月28日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 NTTデータは8月28日、Webページが高齢者や障害者でも使えるかどうかをチェックする無料のWebサービス「HAREL」(ハレル)を一般公開した。URLを入力するだけで、「文字サイズの変更が可能か」、「画像に代替テキストが付いているか」など約130の観点から評価。アクセシビリティへの適合度が点数で表示され、改善すべき内容の解説が表示される。利用にあたってソフトウェアのインストールは不要。

 チェック項目はW3Cが策定したアクセシビリティガイドライン「WCAG1.0」や、JIS X8341-3などを元にNTTデータが作成した。

 今後同社はアクセシビリティ分析を続け、そこで得られた技術をシステムインテグレーション事業に適用していく。また、ユーザビリティとユニバーサルデザインに関して今後も継続的に提言を行っていくという。

HARELの利用イメージ

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