チェンジビジョン、Webで設計情報を共有するツール設計からコミュニケーションへ

» 2008年09月04日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 チェンジビジョンは9月4日、UML、ER図などをWeb上で共有できる情報共有アプリケーション「JUDE/Share」を発表した。設計ドキュメントにコメントを付加し、設計時のコミュニケーションを促進することができるという。

 これまで設計チームと開発チームの間でホワイトボードなどを使って行ってきた設計解説やレビューなどを、そのままインターネット上で展開できる。

 JUDE/Shareは、システム設計ツールのJUDE/Professionalで作成した設計ドキュメントを登録することで、Webブラウザから参照できるようにする。登録した設計情報に対して質問やコメントを付与し、ディスカッションが行える。登録できるのはUML、ER図、DFD、フローチャート、Mind Map。コメントは図に対して付けることができ、オブジェクトの移動と連動して表示される。返信コメントも可能。また、JUDE/Share上のコンテンツにはパーマリンクが割り振られており、メールなどで図やコメントを指定。メール受信者はクリックすることで該当する図などを参照できる。

 9月10日からベータ版を配布、10月27日の発売を予定している。Apache TomcatやH2 Database Engineが同梱されたサーバ向けソフトウェアのライセンス料は、登録可能ファイル数が30のEntry Editionで1台当たり21万円(税込み)から。登録可能ファイル数が2つの無料トライアルバージョンも用意する。

JUDE/Shareの画面例

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