「パフォーマンスを犠牲にしない」
高速ASICで16Gbpsのスループット、フォーティネットの新UTM
2008/11/13
フォーティネットジャパンは11月13日、中堅〜大規模企業を対象としたUTMアプライアンスの新製品「FortiGate-620B」を発表した。ファイアウォールやVPN処理を高速化するFortiASIC Network Processor(NP2)の搭載により、10Gbpsを大きく超えるスループットを実現する点が特徴だ。参考価格は334万4000円(税別)から。
FortiGate-620BFortiGate-620Bは、ファイアウォールやVPNといったセキュリティ機能を提供するUTMアプライアンス。サブスクリプションの追加により、IPAやアンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパム、Webコンテンツフィルタリング、帯域制御といった複数のセキュリティ機能を提供できる。
本体は20個のギガネットイーサネットインターフェイスを搭載する。さらに拡張スロットが備わっており、4個のギガビットイーサネットポート、またはログ保管などに利用できるHDDを追加可能だ。
特徴は、ハイエンドモデルで採用済みの新しいASIC、NP2の搭載により、高速な処理を行える点だ。ファイアウォールでは、パケットサイズにかかわらずスループットは16Gbps(拡張オプション追加時で20Gbps)。VPNでも12Gbps(同15Gbps)のスループットだという。米フォーティネットの製品担当バイスプレジデント、アンソニー・ジェームズ(Anthony James)氏は「パフォーマンスを犠牲にすることなくファイアウォール機能を利用できる」と述べた。また、今後はハイエンド製品だけでなく、中規模企業ネットワーク向けの製品にも順次、NP2ベースのモデルを追加していく計画という。
ジェームズ氏は、10ギガビットイーサネットの導入が広がり、利用される帯域幅が拡大するにつれ、より高速なセキュリティ製品が求められると述べ、そうしたニーズに対し、プロセッサ(ASIC)の能力を高めることで応えていきたいとした。また、今後増大が予想されるWeb 2.0アプリケーションやSaaSをターゲットとする脅威に対しては、新たな製品によって保護を提供していく方針という。
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