IBM、ビジネス向けコラボツールを「LotusLive」でクラウドへSNS、メール、メッセンジャー、ファイル共有、Web会議など

» 2009年01月20日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 米IBMは1月19日、ビジネス向けのSNSおよびコラボレーションサービス「IBM LotusLive」を発表した。メールやWeb会議、ファイル共有、メッセンジャーなどの起点となるサービスで、同社は「LotusLiveにより、20年にわたるコラボレーションの経験をクラウドに持ち込む」と説明している。

 LotusLiveは具体的には6つのサービスからなる。「LotusLive Notes」はLotus Notesのメールホスティングサービス。「LotusLive iNotes」はWebメールサービス。「LotusLive Meetings」は音声やビデオ、デスクトップ共有機能が使えるWeb会議システム。「LotusLive Events」は、イベント管理のためのサービスで、Web会議の招集、予約受付、イベント後の情報提供などが行える。「Lotus Live Connections」はチャットやアクティビティの管理ができるコラボレーションツール集。「LotusLive Engage」はWeb会議やメッセンジャーのほか、ファイル共有サービスやフォーム・グラフ作成ツール、プロジェクト・タスク管理ツール、人脈管理ツールを組み合わせたサービス。

 LotusLiveはサードパーティベンダのサービスとの統合が可能。IBMはLotusLiveの発表と同時に、LinkedIn、Salesforce.com、Skypeとの協業を発表し、これらサービス上のユーザーとの情報交換などが可能としている。

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