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【Top10】ページ分割すべきかどうか問題
2009/03/10
先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングの第1位は「米国でRuby関連書籍の売り上げが減速か」だった。米国におけるプログラミング言語関連書籍の2008年の売り上げデータをまとめた記事で、Ruby関連書籍は2008年第4四半期で前年同期比51%の減少。対してObjective-CやActionScriptが伸びていると伝えている。記事では「出版市場の売り上げ部数シェアは、プログラミング言語の人気を推測する1つの指標となり得る」としながらも、「紙ベースの出版市場は縮小傾向にあり、技術者が情報をオンラインで取得するケースが増えていると考えられる」とも指摘する。
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さて、この記事を掲載している@ITはまさしく技術者向けにオンラインで情報提供を行っているわけだが、その@IT編集部は現在、大きく2つの派閥に分かれている。それは「記事を1ページで見せる派」と「長い記事はページを分割すべき派」の2つだ。
きっかけは3月9日に掲載した@ITニュースの記事「『通りすがり』コメントの終焉」だ。お読みいただくと分かると思うが、長い。マウスのホイールをくるくる回して、縦スクロールをずんずんしないとなかなか記事の最後までたどり着かない。ちなみにこの記事以外にも@ITニュースには長い記事がいくつかある。「Chromeはなぜ速いのか」「“すべてクラウド”も間近!? 『ZumoDrive』を使ってみた」などだ(そもそも@ITニュースではページ分割機能を実装していないことも影響している)。これら長い記事に対して、編集部内で「長すぎる。分割するか、前後編などに分けるべき」との声が上がっているのだ。ちなみに@ITニュース以外のフォーラムの記事は記事を分割し、複数ページで見せている。
ページ分割派の意見をまとめると以下だ。
- スクロールする必要があり、読者に不便
- ページの左右にあるほかのページへのリンクから外れてしまう
- ファイルサイズが大きくなり、ページ読み込みに時間がかかる
対して、1ページ派は以下のように考えている。
- スクロールするよりもページを繰っていく方が不便
- ブロードバンド環境が一般的でテキスト記事なら一瞬で読み込む
- ページ繰りすると次にどこを見ればいいのか分からず、目が泳ぐ
@ITでは行っていないが、ほかのオンラインメディアでは1つの記事を10ページ以上に分割しているケースも見かける。ファイルサイズが大きい画像を1ページに1枚ずつ読み込むためなどの理由も考えられるが、広告モデルのためにページビューを増やすことが目的と考えるのが普通だろう。しかし、ページビュー狙いのページ分割は、読者の不便となるだけだ。Mozilla Firefoxには分割ページを1ページで見せるGreasemonkey用の拡張スクリプト「AutoPagerize」などもあり、人気となっている。これはページ分割の不便を補うためだろう。
現在、@IT編集部で議論になっているのは、ページビュー向上ではなく(もちろん商業メディアにとってはこれも大事だが)、読者のユーザービリティ向上にはどのような見せ方が最適かということ。読者の皆さんはどうお考えになるだろうか? Twitterと連携したオンライン投票の「twtpoll」でコメントをお寄せください。
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