全体の通話時間も伸び基調

Skypeが国際通話トラフィックでトップに

2009/03/25

 通信関連の調査会社PriMetricは3月24日、国際通話サービスを提供する単一の事業者としてSkypeが世界最大となったとするレポートを発表した。調査したのはPriMetricの一部門、TeleGeography。

 調査によれば国をまたいだ音声通話のトラフィックは2007年に14%、2008年に12%と伸びているという。通話料が下がっていることから、事業者の収入自体はほぼ横ばい。

 堅調なトラフィックの伸びが見られる中でも際だって伸びているのがSkypeで、2008年に約41%増加している。総計4170億分の通話のうち、330億分がSkypeによるもので、これは全体の8%に相当。国際通話サービス事業者としてトップに立った。

skype01.png 国際長距離通話トラフィックにおけるSkypeのシェア 出典:TeleGeography

(@IT 西村賢)

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