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【Top10】モバイルでも高速化するJavaScript
2009/04/20
先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングは第1位は「ソーシャル化するOSS開発者たち」だった。Git/GitHubというツール、サービスの紹介だが、これらが流行している背景をLinuxの生みの親であるリーナス・トーバルズ氏の言葉で追ってみた。
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先週私が気になったのはAndroid 1.5のプレリリース版だ。いろいろと興味深い機能追加があるのだが、いちばん気になったのはWebKitが、JavaScriptエンジンとして「SquirrelFish Extreme」(Nitroとも呼ばれる)を搭載した最新版になったことだ。
SquirrelFishは、高速なJavaScriptエンジンとしてWebKitチームが2008年6月にアナウンスしたものだ。レジスタ型VMのバイトコードにコンパイルする方式だったものが、その後、直接ネイティブコードにコンパイルするJIT方式になり、さらに、2009年4月1日には、ARMにも対応している。
Ars Technicaが伝えるところによれば、iPhone 3.0(のMobile Safari)では、この変更が取り込まれているものと見られ、JavaScriptの処理速度がいきなり3倍程度速くなる可能性が高い。
私はiPhoneでもAndroidでもWebKitベースのWebブラウザを使っているが、さすがにJavaScriptベースのメニューUIなどはモッサリしているのが気になっている。クリックしてから、明らかにワンテンポ置いてからでないと反応しないという感じなのである。もしかすると、JavaScript高速化の恩恵は、今のところモバイル端末でこそ発揮されるのではないかと、iPhone 3.0やAndroid 1.5の登場を楽しみにしている。
それにしても、JavaScriptの重要性は、ますます増している。
グーグルは4月7日にiPhone/Android両端末向けにGmailとGoogle Calendarのインターフェイスを高度なものに変更している。そして、気がかりなのはGoogle Mobile担当のプロダクト・マネージャー、シャム・シェス(Shyam Sheth)氏の次のような言葉だ。
「このGmailのリリースでは、AndroidとiPhone向けで90%以上のコードを共有しています。今後ハイエンドのブラウザを搭載した新しいデバイスが市場に登場しても、すでに多くの仕事は終わっているわけです(OEMへのヒント:ワールド・クラスのブラウザを提供してくれれば、モバイル向けGmailやCalendarがあたなのプラットフォームでちゃんと動くようにしますよ)」
一度は死んだと思われたPalmが、再び関係者の熱い注目を集めている。「Palm Pre」のwebOSは、JavaScriptだけを使ってデバイスコントロールやメディア再生まで行うというネット時代のプログラミングを意識した設計だが、やはりWebKitベースだ。
日本のケータイは「ワールド・クラスのブラウザ」を搭載しているだろうか。JIT採用による高速化、HTML5対応など、こうした進化のスピードに付いていくことができているだろうか。
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