Moblin、Android、Ubuntuの三つどもえ!?

ネットブック向けLinux、インテルとノベルが協業

2009/05/08

 米インテルと米ノベルは5月7日、モバイル端末向けLinuxプラットフォーム「Moblin」で協業していくと発表した。ノベルは、Atom搭載のネットブック製品やモバイル端末でMoblinベースの製品を設計していく。同時に、ノベルは「Novell Open Labs in Taiwan」を設立。すでにインテルが台湾で、Taiwan Institute for Information Industryと共同設立したTaiwan Mobin Enabling Center(MEC)と合わせて、Moblineの互換性検証や普及促進活動行っていくという。

 Mobinはインテルが2007年7月に開始したプロジェクトで、Linuxベースのモバイル向けソフトウェアのフルスタックを提供する。省電力設計を念頭にチューニングされたLinuxカーネルの上に、2D/3DのGUIライブラリ、UIアニメーションライブラリ、メディア関連のコーデック、MozillaベースのWebレンダリングエンジンなどを統合している。また、Wi-FiやWiMAX、3Gネットワーク用のスタック、テレフォニー系のAPIを備えるなど携帯電話端末向けのモジュールも用意されている。

moblin01.jpg Moblinのソフトウェアスタック概要

 同ジャンルの製品として、Android搭載ネットブックの登場が噂されている。また、ARMとカノニカルは協業してデスクトップ版のUnbutuをARMに対応させると発表している。これらはARMとx86というアーキテクチャやUIフレームワークの違いをのぞくと、コアライブラリには共通したものも多い。

 「Linuxベースのネットブック」という市場が存在するかどうか、まだ誰にも分からないが、Android、Moblin、Unbutuと、それぞれをバックアップするベンダの陣容が少し見えてきた格好だ。

Android Moblin Ubuntu
ベンダ Google+? Intel、Novell ARM、Canonical、Freescale
OS Linux
プロセッサ ARM x86(Atom) ARM
Linuxベースのネットブック向けソリューション

(@IT 西村賢)

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