イーツのインターネットビジネス向けサービス

専用VMware環境を月額料金で運用代行

2009/07/10

 サーバのハウジングやホスティングのサービスを展開するイーツは7月9日、VMware vSphere 4を使った「イーツプライベートクラウドサービス」の提供開始を発表した。これはインターネットビジネスを行う企業向けのサービス。各企業に専用のサーバ仮想化環境をイーツのデータセンターで構築・運用する。ハードウェア/ソフトウェア・コストから運用サービスまでを含めて月額料金で提供することが特徴。

 イーツプライベートクラウドサービスは、サーバ仮想化用ハードウェア・ソフトウェア一式を提供する「仮想化スタートパック」、さまざまな監視・通報を行う「仮想化運用パック」、ラック、インターネットアクセス回線、ファイアウォール/負荷分散装置設定管理サービスで構成される。

 仮想化スターターパックの標準構成はVMware ESXサーバ2台(CPU計16コア、メモリ計32GB)、VMware vSphere 4スタンダードライセンス、vCenterサーバ1台、データベースサーバ1台(146GB HDD×4)、サーバストレージ1台(300GB HDD×3)、レイヤ2スイッチ3台、SANスイッチ2台。

 仮想化運用パックはping、ポート、URL、プロセス数、CPUリソース、ディスクリソース、メモリそれぞれの監視・通報、イーサネットトラフィック監視、LED目視、ハードウェア/プロセス/仮想マシン単位での再起動で構成。

 参考価格は初期費用が187万5000円(税別)から、月額費用は95万円からという。

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(@IT 三木泉)

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