【2/17】今年は「濃厚」技術トーク!@ITメールセミナー スラッシュドット    はてなブックマーク  Yahoo!ブックマークに登録  印刷

既存のプリンタをそのまま活用して情報漏えい対策

プリント出力はICカードで認証してから、富士通

2009/08/26

 富士通は8月26日、プリントアウト時にICカードで認証を行うことで紙を介した情報漏えいを防ぐ「認証印刷ソリューション」を発表した。プリンタにICカードリーダをつないで認証を行うことにより、本人以外が紙出力を行えないようにする。

fujitsu01.jpg

 認証印刷ソリューションは、印刷管理を行う「Interstage Print Manager」および認証印刷機能を提供する「EcoGate Print for Print Manager」という2種類のミドルウェアを搭載したプリンタサーバと、プリンタに搭載するICカードリーダから構成されている。

 ユーザーがPC上で印刷を実行すると、データは通常通りにスプールされるが、プリンタに接続されたカードリーダに登録されたICカードをかざさない限り、出力は行われない。これにより、ほかのユーザーが出力した紙を誤って持ち去ったり、盗み見たりするといった事故を防ぎ、ひいては情報漏えいリスクを減らすことができるという。認証にはType AもしくはFeliCa方式のICカードが利用でき、携帯電話を利用することも可能だ。

 特徴は、既存の環境を最大限に生かしながら認証機能を追加できることだ。プリンタの機種は特に限らず、PC側に新たに専用のドライバを導入する必要もない。また、仮想プリンタドライバ方式でもないため、とじしろの設定や差し込み印刷といった既存のプリンタの機能をそのまま利用できる点もメリットという。帳票の印刷時に嫌われがちなわずかなズレも避けることができる。

 認証印刷ソリューションではまた、いつ、どのユーザーが何枚印刷を行ったかという情報を管理し、それに要したコストをレポートとして出力することが可能だ。無駄に多くの印刷がなされていないか、両面印刷は活用されているかなど、印刷状況を「見える化」することにより、社員の印刷コストに対する意識を高め、コスト削減につなげることができる。実際に富士通が社内で導入したところ、用紙やトナーに要していた印刷コストを58%削減することができたという。

 価格は、Interstage Print ManagerとEcoGate Print for Print Managerがそれぞれ30万円、ICカードリーダは1台当たり4万円。1000人規模、プリンタ50台の環境で導入すると約400万円となる計算だ。

関連リンク

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Security&Trust フォーラム 新着記事

@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

RSSフィード

アイティメディアの提供サービス

ホワイトペーパー(TechTargetジャパン/閲覧には会員登録が必要です)

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)

- PR -
- PR -

お勧め求人情報

キャリアアップ 〜JOB@IT
@IT Special -PR-
  企業の仮想化に足りない“発想”とは?
仮想化運用管理のキモは意外なところに!

New!
  操作もマニュアルも分かりやすい!
ユーザー視点で開発されたPC管理ツール

New!
  仮想化すればコストは削減できるか?
仮想化に必要な「3つの視点」を解説する

  セキュリティを知り尽くす上野氏が登壇!
@ITメールソリューションLive! in Tokyo

  運用管理の課題を“2つの観点”から分析
ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは?

  世界に通用するストレージの作り方とは?
製品に込めた思いを富士通の開発者に聞く

  OSSで手間も時間も、障害も減った――
「マピオンの事例」オープンソース活用法

  「ノートPCの持ち出し禁止」で大丈夫?
情報漏えいを防ぐ管理手法とインフラは?

  1日の処理を1秒に――MySQLの達人が語る
「コスト削減」できるチューニング

  ドキュメント作成を自動化して、SEの作業
効率を大幅アップ! Visio 2007の魅力

  急速に広がるHyper-Vでのサーバ仮想化
そのベストプラクティスをデルが解説

  @IT主催セミナーで語られた、「担当者に
求められるセキュリティ対策」をレポート

  @IT「Windows 7」 特設サイトオープン!
最新情報・移行ノウハウを公開しています