グローバルな販売戦略を推進

富士通、ストレージシステムの呼称を「ETERNUS DX」に統一

2009/11/19

 富士通は11月18日、ミッドレンジおよびハイエンドストレージの呼称を変更してエントリストレージにおける呼称にそろえ、全世界を対象とした新たな拡販活動を開始すると発表した。

 富士通は、ミッドレンジストレージを「ETERNUS4000」、ハイエンドストレージを「ETERNUS8000」のシリーズ名で販売してきた。一方、エントリストレージは「ETERNUS DX60」「ETERNUS DX80」のシリーズ名で展開している。今回富士通はETERNUS4000を「ETERNUS DX 400 series」、ETERNUS8000を「ETERNUS DX 8000 series」と改称した。すなわちエントリストレージには2けた、ミッドレンジストレージには3けた、ハイエンドストレージには4けたの数字を割り当てることになった。

 富士通はグローバル戦略の一環として、全世界における製品開発/販売体制の共通化を図ってきた。例えば2009年4月1日、富士通は富士通シーメンスの完全統合を実現。欧州において国ごとに差異のあった製品販売体制の統一化を進めている。

 今回の呼称統一は、こうしたストレージ製品事業のグローバル化戦略の一環と考えられる。

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(@IT 三木泉)

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