フォント設定変更用の拡張機能も
OpenOffice.orgの日本語環境を快適に、ユーザー会が拡張機能新版
2010/08/02
OpenOffice.org日本ユーザー会は8月1日、オープンソースの統合オフィスソフト「OpenOffice.org」の日本語環境を改善する「日本語環境改善拡張機能 バージョン1.2」をリリースした。
OpenOffice.orgは、ワープロソフトの「Writer」、表計算の「Calc」、プレゼンテーションソフトの「Impress」といったアプリケーションを統合したオープンソースの統合オフィススイート。しかし、デフォルトの書式設定などは日本のユーザーが望む設定と大きな隔たりがあり、Microsoft Officeをはじめとする商用製品から移行する際の妨げになっていたという。
日本語環境改善拡張機能は、こうした不便さを改善するために開発されたものだ。ワープロの両端揃え書式など、日本のユーザーが頻繁に利用する設定を利用可能にするほか、IPAフォントを初期設定にするなどして使い勝手を改善する。
新バージョンの1.2では、OpenOffice.orgの最新バージョンである3.3のユーザー設定ファイルに対応し、エラーが表示されないようになった。またWriterに関しては、「一般的なエラー」を回避するため、標準テンプレートではなく通常のテンプレートとして収録することにしたという。これについては、OpenOffice.orgの不具合が修正されれば、標準テンプレートとして設定する予定だ。ほかに、Writerの「入力支援」機能に、Microsoft Wordのほぼ倍近いあいさつ文を登録するなど、約40点の改善を盛り込んでいるという。
日本語環境改善拡張機能はWindows 2000/XP/Vista/7、Linux、BSD、Mac OS Xなどに対応しており、OpenOffice.org 3.0以上が必要だ。
なおOpenOffice.org日本ユーザー会は同時に、フォント設定だけを行う拡張機能として「IPAexフォント設定」と「Takaoフォント設定」もリリースしている。日本語環境改善拡張機能をインストールした環境にこれらの拡張機能をインストールすると、標準テンプレートで利用されるフォントがそれぞれIPAexフォント、Takaoフォントに設定される。
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