グーグル、被災地へ「Google Apps for Business」を1年間無償提供ソフトバンクテレコムが申し込みから12時間以内で利用可能に

» 2011年03月16日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 グーグルは3月16日、東北地方太平洋沖地震および長野県北部地震の被災者、および被災地域関係者を支援する「Google Apps for Business1年間無料提供プログラム」を提供すると発表した。

 これは、グーグルの提供するグループウェアサービス「Google Apps for Business」を1年間無償で提供するというもの。対象者は、被災によって電子メールなどが使用不可となった企業や各種団体。

 「Google Apps for Business」は、電子メールやスケジューラ、ドキュメント機能など、ビジネスに必要なグループウェアの必要機能を搭載したクラウドサービス。

 申し込みは、この取り組みに賛同した販売代理店経由の受け付けとなり、すでにソフトバンクテレコムが、同サービスの提供を開始。同社が用意したドメインで利用することで、サービス申し込みから12時間以内で利用開始できるという。申し込みは、専用ページから行える。

 また、グーグルでは、50アカウントまでの小規模グループ向けに「Google Apps 無償版」を提供しており、Google Apps for Businessを必要としない場合には、「Google Apps 無償版」の利用を勧めている。

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