ハンモック、IT資産管理のツール運用支援サービスを強化ライセンス管理、デバイス制御機能も利用可能

» 2011年03月31日 00時00分 公開
[内野宏信,@IT]

 ハンモックは3月31日、PC運用アウトソーシングサービス「APOS」のリニューアル版を提供開始すると発表した。APOSは同社が提供するIT統合管理ソフトウェア「AssetView GOLD」の運用を支援するサービス。2011年1月に発表した今回のリニューアル版は、使用するソフトウェアを、より多くの機能を持つ「AssetView PLATINUM」にバージョンアップしたもので、IT資産管理の確実化・効率化を一層強力に支援できるという。

 APOSは、同社が提供するIT統合管理ソフトウェア、AssetView GOLDをユーザー企業に導入・使用してもらいながら、ハンモックのスタッフが定期訪問することで、レポート作成や設定変更など、その運用を支援するサービス。多くの企業は、IT資産管理やIT統制環境維持の重要性を認識し、セキュリティやコンプライアンスを目的としたクライアント端末の運用管理を行うために、IT資産管理ツールを導入している。だが、ノウハウ不足や人的リソースの事情により、きちんと使いこなせていない例が多いと言われている。こうした状況を受けて提供してきたAPOSは、「資産管理を確実に行える」として、これまでもユーザー企業から定評を獲得していた。

 今回のリニューアル版は、使用するIT統合管理ソフトウェアをAssetView GOLDからAssetView PLATINUMにバージョンアップしたもの。これにより、従来はなかったライセンス管理機能、デバイス制御機能なども利用可能としたほか、定期訪問サポートの際に提供するレポート内容も一新するなどサービスを充実。セキュリティ、コンプライアンスを担保したクライアント端末の運用管理を一層確実化するという。

 APOSの基本料金は30万円。月額料金はサービス期間によって異なり、1年プランが1クライアント当たり800円、3年プランが330円、5年プランが240円(全て500台で使用の場合、税抜き価格)。

 同社では「弊社は“使いやすく、快適なパッケージソフトとソリューションの提案”を第一に掲げている。IT資産管理分野でも、本サービスを通じて、企業の一層の生産性向上に寄与していきたい」とコメントしている。

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