HTTPSの通信内容解析機能も追加
ALSI、IPv6サイトに対応したWebフィルタリング製品
2011/07/07
アルプスシステムインテグレーションは7月6日、Webフィルタリングソフトの最新版「InterSafe WebFilter Ver 7.0 on IPv6」を発表した。名称の通り、IPv6トランスレータと連携することでIPv6サイトのフィルタリングを行えるほか、HTTPS通信の解析/フィルタも可能になっている。
InterSafe WebFilterは、企業や官公庁、学校向けのゲートウェイ型Webフィルタリング製品だ。同社のグループ会社であるネットスターが提供するデータベースに基づいて、アダルトサイトをはじめとする不適切なサイト、業務とは無関係なサイトやウイルスに感染させる悪質なサイトへのアクセスをブロックする。
新バージョンでは、製品名に付けた通り、IPv6で運用されているWebサイトについてもフィルタリングを行えるようにした。システム内に「Squid」など、IPv4とIPv6の変換を行うトランスレータ機能を備えたプロキシを導入し、ICAP(Internet Content Adaptation Protocol)を用いて通信することで実現する。これにより、アクセス先サーバがIPv4かIPv6かを意識することなく、フィルタリングを行うことができる。
IPv6対応機能を搭載した理由を同社は、IPv4アドレスの枯渇によって、今後、アダルトサイトやウイルス配布サイトなど不適切なサイトが、追跡の難しいIPv6を使う可能性があるからと説明している。すでに、WebFilterで利用しているネットスターのデータベースには、約1万6000サイトのIPv6サイトの情報が登録されているという。IPv4とIPv6が混在する環境の中でも、違いを意識せず、URLフィルタリングを行える。
同時に、Webメールやソーシャルネットワークでの暗号化通信の普及を受け、HTTPSによる暗号化通信の解析機能を搭載した。サイト単位でのフィルタリングだけでなく、URL単位でのフィルタリングや書き込み規制、添付ファイルの規制が行える。これにより、ソーシャルネットワークを介した情報流出や不正な書き込みを監視/抑止できるという。ログ解析ソフト「LogDirector」やログレポートツールの「LogLyzer」と連携することで、どういった書き込みがなされていたかを把握し、運用改善につなげることも可能だ。
7月8日から販売を開始し、一般ライセンスの価格は5万2500円から。ほかに、自治体/官公庁向けのガバメントライセンスや教育機関向けのアカデミックライセンスも用意している。
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