ハイエンド製品をより小さな構成から使える

EMCジャパン、Symmetrix VMAXのエントリ版を発表

2011/07/20

 EMCジャパンは7月20日、同社のハイエンド・ストレージ製品「Symmetrix VMAX」のエントリ版である「Symmetrix VMAXe」を発表した。VMAXのアーキテクチャや機能を保つ一方、より小さな構成から段階的な拡張ができる。

 VMAXのマトリックス・アーキテクチャでは、複数のストレージユニット(エンジン)を相互接続することで、ストレージの性能と容量を拡張できる。

 新製品VMAXeでは、単一エンジンでハードディスクドライブ24台の構成からスタートできる。そして最大4つのエンジンにそれぞれ240台のハードディスクドライブ、すなわち装置全体で960台のドライブ構成が実現可能。この場合、有効容量は1.3PBになるという。

 VMAXeは、必要なソフトウェアを事前に実装しているため、初期構成作業を数分で実行できる。VMAXに備わるシン・プロビジョニング機能や、シン・プロビジョニング対応のデータ自動階層化機能(FAST VP)も利用できる。また、データ複製/CDPソフトウェアの「RecoverPoint」をVMAXe向けに開発した 「EMC RecoverPoint/EX」を利用できる。

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