来年には「AX-Vアプライアンス」投入も予定
A10ネットワークス、ADCアプライアンスの新モデル発表
2011/12/01
A10ネットワークスは12月1日、アプリケーションデリバリコントローラ(ADC)アプライアンス「AXシリーズ」の新モデル3製品を発表した。
AXシリーズは、負荷分散やアプリケーション高速化機能を提供するADCアプライアンス製品だ。共有メモリアーキテクチャを採用した、マルチコア対応の独自OS「ACOS(Advanced Core Operating System)」によって、ASIC並みの高いパフォーマンスを実現すること、DDoS防御などのセキュリティ機能に加え、DS-Liteや64SLB、NAT64といったIPv6マイグレーションを支援する機能までを標準で提供することなどが特徴だ。

新モデルのうち「AX 1030」は、エントリモデルの製品だ。ギガビットイーサネットを8ポート搭載しており、スループットを7.5Gbpsと高めつつ、消費電力を155wにまで抑えている。価格は349万9000円だ。
「AX 3030」は、「10G for All」というコンセプトで開発されたミディアムモデルだ。「スマートフォン利用の増加といった要因により、より多くの帯域が必要とされている」(同社 プロダクトマーケティング 山村剛久氏)。そこで、ギガビットイーサネット8ポートに加え、10ギガビットイーサネットを2ポート搭載した。スループットは最大27Gbpsだ。一方でこのモデルも、低消費電力化を図っており、最大消費電力は188wという。価格は869万9000円から。
「AX 5200-11」はフラッグシップモデルという位置付けで、スループットは最大40Gbps、レイヤ4でのコネクション数は毎秒450万。「競合に比べ、大きくパフォーマンスの差を付けている」(山村氏)という。価格は3999万9000円から。
A10ネットワークスは同時に仮想化環境への取り組みも進めており、すでにIAサーバ上で動作する仮想アプライアンス「SoftAX」やVMwareとのインテグレーションソリューションをリリースしている。2012年の早い時期には、専用ハードウェア上で複数のSoftAXを動作させる「AX-Vアプライアンス」を投入する計画だ。SSLアクセラレーションのためのチップなどを搭載することで、パフォーマンスを担保しつつ仮想アプライアンスの柔軟性を提供するという。
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