SQL Azureのデータ量上限が150GBに拡大
Windows AzureでOSSユーザー取り込みも狙った改善を発表
2011/12/13
米マイクロソフトは12月12日(米国時間)、Windows Azure Teamブログで、SQL Azureのデータ量上限を150GBに拡大することをはじめとした複数のサービス改善を発表した。同社はNode.jsアプリケーション用のWindows Azure SDKをGitHub上に公開、また、Windows Azure上で動作するHadoopディストリビューションのプレビュー版も、限定的に提供開始するという。
マイクロソフトは、SQL AzureのQ4 2011サービスリリースで、SQL Azureの最大データベース容量を50GBから150GBに拡大したという。また、同日にSQL Azureサービスに499.95ドルの料金上限を適用開始した。これにより、50GB以上のデータベース拡張は、実質的に追加コストなしで行えるようになったという。また、上限の150GBを利用するユーザーにとって、実効的なGB当たりのコストは67%低下する計算になる。
SQL Azureでは、シャーディングによるデータベースの拡張を可能にするSQL Azure Federationが加わった。SQL Azureではまた、Metro的なデザインの新たな管理インターフェイスが提供開始された。
データ転送料金も引き下げられた。ゾーン1(北米およびお欧州)における1 GB当たりのデータ転送料金はこれまでの0.15ドルから0.12ドルとなり、ゾーン2(アジア太平洋地域)では0.20ドルから0.19ドルとなった。
料金請求関連では、Windows Azure Management Portalから直接、リアルタイムに利用状況と請求金額が確認できるとともに、既存のサブスクリプションを保ったまま料金プランを変えられるようになったという。
マイクロソフトは、Windows Azure SDK for Node.jsをApache 2ライセンスで公開した。これにはWindows Azureのブロブ/テーブル/キュー・ストレージへのアクセス用ライブラリや、Node.jsアプリケーション用のWindows Azure PowerShellが含まれる。
Windows Azure上で動作するHadoopディストリビューションのプレビュー版は、限定的に提供開始する。オンラインフォームで用途を書いて申し込むと、この用途に基づく審査のうえで、今週後半より一部ユーザーが利用できるようになるという。このディストリビューションには、インストール作業を簡素化するインストーラや、運用を容易にするJavaScript群が含まれるという。
マイクロソフトはほかにも、オープンソースコミュニティとの連携を深めるため、Java開発者向けのWindows Azure Plugin for Eclipseへの改善、MongoDBのWindows Azure上でのデプロイ・パッケージやコードサンプル、SQL Azure Federationに関する仕様公開、Windows Azure上でのSolr/Lucene利用のためのガイドライン公開、Windows Azure上でのmemchachedのデプロイやチューニングのためのガイドライン公開、などを発表した。
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