〜安全なWindowsシステム環境の実現〜

　2003年1月31日（金）、渋谷マークシティにある多摩大学ルネッサンスセンターにおいて、アットマーク・アイティ主催、マイクロソフト協賛の「実践Windowsセキュリティセミナー」が開催された。

　おりしもネットワーク・セキュリティに関心が高まる中で企画されたこのセミナーには、定員（200名）の数倍の応募者があったという。さらに偶然ではあるが、セミナー開催の約1週間前（1月25日）には、SQL Serverのセキュリティ・ホールを利用して爆発的に感染を広げる「SQL Slammer」ワームがインターネットを麻痺させたという事件もあり、大変注目度の高いセミナーとなった。セミナーにおいても、このSQL Slammerに関する情報が一部に盛り込まれ、来場者の興味を集めていた。

　セミナーは2部に分かれており、このうち第1部では、約1時間のセッションが4つ開かれ、不正アクセス手法の傾向やWindowsセキュリティ強化のポイントなどが解説された。具体的なプログラムは以下のとおりである。

　続く第2部では、上記セッションのマイクロソフトのスピーカー3名に加え、シマンテックの野々下幸治氏、＠IT Windows Insiderファーラム エディタである小川誉久氏の5名が参加し、約1時間にわたってWindowsセキュリティ全般に対するパネル・ディスカッションが行われた。

　では、第1部のセッションレポートから見ていこう。

「第1部 セッションレポート」へ

「第2部 パネルディスカッション」へ

実践Windowsセキュリティセミナー協賛、協力企業 協賛： マイクロソフト株式会社 協力： アップデートテクノロジー株式会社 株式会社シマンテック 　 株式会社ネットジャパン 株式会社ラック NEC （※50音順）