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既存システムを変更せず
内部統制も強化できるデータベース統合


内部統制や日本版SOX法への対応が必要になってきたことから、システム管理の一元化を迫られるケースが増えてきている。データベースも例外ではない。しかし、各部署で持っているデータベースの種類が違ったり、バージョンが違うだけで連携できないことも多い。この問題を解決するのが「InfoUnity MONO」だ。

   

ログ管理などを付加してデータベース統合できる
「InfoUnity MONO」

 「隣の部署のデータベースのデータを取り出したいのにできなかった」「同じ種類のデータベースなのにバージョンが異なるので互換性がなく苦労した」といった経験をしたことはないだろうか。一方で、データベースをつなぎ合わせたり、作り込みによるデータベース連携を実現させようとすると、多大な費用が掛かってしまう。

 このような問題を解決し、さらにアクセス管理やログ管理機能を付加できるのが、イーズ・コミュニケーションズの「InfoUnity MONO」だ。InfoUnity MONOは、実データを保持しない仮想RDBMSとして動作することで、既存の複数データベースを一切の変更なしでつなぎ合わせることができる。

 InfoUnity MONOは、ODBC(Open DataBase Connectivity)を利用して各データベースへアクセスし、仮想的に統合する。従って、ユーザーは複数のデータベースをあたかも1つのデータベースであるかのように利用することができる。接続できるデータベースの種類も、OracleやSQL Server、DB2から、AS/400やFileMakerまで「接続検証できていないものもあるが、基本的にODBCに対応しているすべてのデータベースに対応できる」(イーズ・コミュニケーションズ 取締役 戦略営業本部 マーケティング部部長 平山一憲氏)と多い点も特徴だ。

   

使い慣れたExcelやAccessからデータを取り出せるメリット

 また、日ごろから使い慣れた「Microsoft Excel」(以下Excel)や「Microsoft Access」(以下Access)、Webアプリケーションから利用できる点も評価されている。通常はデータベースへアクセスするための専用アプリケーションを独自に開発し利用することが多いため、“利用者が使いにくい”という不満が上がることが多かった。

イーズ・コミュニケーションズ 取締役
戦略営業本部 マーケティング部 部長
平山一憲氏

 その点、専用ソフトでなく使い慣れたExcelやAccessから、直接OracleやSQL Serverのデータを取得できる点は大きい。平山氏には、「Excelからデータを取得できる点は、金融機関や経営企画室など、『データベースのデータをExcelで自分で自由に加工して利用したいユーザー』に非常に喜ばれています。その一方で『加工を一切しないユーザー』向けにWebブラウザから簡単に利用できる点も好評です」とした。

 もう1つの大きな特徴が、アクセス管理やログ管理機能を付加できる点だ。SQL文を使えばアクセス管理やログ管理は実現可能だが、InfoUnity MONOを利用することでより細かいアクセス管理やログ管理を、GUI上で簡単に利用できるメリットがある。

 アクセス管理機能では、データソースの「顧客名」「電話番号」「メールアドレス」「購買履歴」といったテーブルを取得・分析し、ユーザーのアクセス権限に応じた権限を付与することが可能だ。アクセス権限は、ユーザーやグループ単位で設定できるので、より細かな権限設定が可能となっている。

 アクセスログ管理機能では、ユーザーがInfoUnity MONOを通して行ったすべてのアクセス記録を保存することができる。InfoUnity MONOを利用していない場合には、データベースのログを参照する必要があるため、個々のデータベースに関する専門知識が必要になってくるが、「InfoUnity MONOを利用することで、SQLレベルのログも一元的に管理することが可能になります」(平山氏)。

   

競合ではなく補完関係にある
「InfoUnity MONO」と「InfoFrame DataCoordinator」

 一方で、InfoUnity MONOには「スケジューラ機能がない」や「レプリケーション(差分バックアップ)機能を持っていない」など、「レガシーのデータ資産を持っている企業への訴求力はいま一歩まだ弱かった」(平山氏)という部分もあった。

 そこで、それを補うものとして挙がったのが、NECの情報管理ソフト「InfoFrame DataCoordinator」(以下DataCoordinator)だ。DataCoordinatorは、当然NECのメインフレームである「ACOSシリーズ」との親和性が非常に高く、そのほかのレガシーシステムにも強い。また、レプリケーション機能を備えており、災害対策にも強い特徴がある。同氏はDataCoordinatorとの関係について、「正直、似ている製品といわれることもありますが、実はまさにお互いの弱いところを補った“補完関係”になっているのです」と語り、良い関係が築けているという。

 InfoUnity MONOとDataCoordinatorのつなぎ方は2種類。1つ目は、ACOSなどのマスタデータベースのデータをDataCoordinatorに投入し、バッチ処理でレプリカデータベースを構築。そのレプリカデータベースからInfoUnity MONOを通す方法だ。この方法にすることで、データのアクセス管理やログ管理が可能になるほか、ExcelやAccessからデータを操作することができる。2つ目の方法は、現在検証中だが、AS/400などのマスタデータベースとInfoUnity MONOをつなぎ、InfoUnity MONOを仮想RDBMSとして機能させ、それにDataCoordinatorをつないで利用する方法だ。これにより、DataCoordinatorの接続先ソースが増える。

InfoUnity MONOとDataCoordinatorの接続イメージ

 営業的にも相乗効果が生まれている。DataCoordinatorには、まだ対応していないデータソースがいくつか存在し、そのために取りこぼしていた案件もあったという。その点、対応数の多いInfoUnity MONOと連携することでカバー範囲が広がった。InfoUnity MONOも対応できなかったACOSへの対応などが可能となり、営業機会が増えているという。

 その中でも1番のメリットを、平山氏は「NECさんのSIerとして力量や営業力は大変魅力です。レガシーだけでなく、大企業から中小企業まで幅広く手掛けているため、いままで当社だけではリーチできなかったお客さまにもビジネスチャンスが生まれたことです」とした。

 内部統制や日本版SOX法への対応ニーズが高まっている現在、「重要なデータをいかに一元管理し、かつ適切な権限を付与するか」という需要は高まる一方だ。その際、InfoUnity MONOとDataCoordinatorの組み合わせは、有効な選択肢の1つになる。

 なお、9月19日(水)には「『モッタイナイ』情報システムを変える情報活用ソリューションのススメ」と題して、InfoUnity MONOとDataCoordinatorの組み合わせによって情報資産運用管理を進化させる方法を紹介するセミナーが開催されるので、この機会により詳細な情報に触れてみてはいかがだろうか。


提供:日本電気株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2007年9月30日
 
関連リンク
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InfoUnity MONO

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InfoFrame DataCoordinator




 
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