NetBSD
ネットビーエスディー
386BSDのパッチキットのとりまとめを行っていたChris G. Demetriouらを中心とするグループによって開発が始まったUNIX互換OS。William/Lynne Jolitz夫妻を中心に、NET/2リリースをベースに開発された386BSDから派生したが、後に4.4BSD-Liteをベースとしたものに書き直されて現在に至っている。
FreeBSDとは対照的に、移植性を高めてできるだけ数多くのプラットフォームをサポートすることを目標に開発されている。現在サポートしているプラットフォームとして、i386、Alpha、ARM、m68k、MIPS、ns32k、Power PC、SH-3、SPARC、VAXなどがある。また、先進性を重視し、新しい機能を積極的に取り込んでおり、NetBSDで実装された機能がFreeBSDに取り込まれている。AT&Tのライセンスからは完全にフリーなOSで、フリーソフトウェアとして公開されている。
NetBSDは、公式リリース、NetBSD-release、NetBSD-currentの3つの形態で配布されている。公式リリースはstableな安定版、NetBSD-releaseは公式リリースのスナップショット、NetBSD-currentは最新開発のソフトウェアを含む版である。2001年5月の最新公式版はバージョン1.5。
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