BEAR(びーいーえいあーる)情報システム用語事典

break-even after release / 造開始後損益分岐点到達時間

» 2009年05月19日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 リターンマップで用いられる評価基準で、新製品の製造を開始した時点から、その製品開発プロジェクトの損益分岐点に到達する時点までに要した時間のこと。製造開始を起点にプロジェクト投資額が回収されるまでの経過時間である。

 製造部門とマーケティング部門の成功度を測る尺度であり、製品の製造と市場導入がどれだけ効率的・効果的に行われたかを評価する基準となる。

リターンマップのイメージ

参考文献

▼『いかに「時間」を戦略的に使うか』 ハイケ・ブルッフ、スマントラ・ゴシャール、スティブン・バーグラス、テレサ・M・アマビール、コンスタンス・N・ハドリー、スティーブン・J・クレイマー、チャールズ・H・ハウス、レイモンド・L・プライス、ロバート・S・キャプラン、スティーブン・R・アンダーソン、ショージ・ストーク・ジュニア、アラン・M・ウェバー=著/Diamondハーバード・ビジネス・レビュー編集部=編訳/ダイヤモンド社/2005年10月(『Harvard Business Review Antology, Time Management』の邦訳)


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