コンテンツ連動型広告(こんてんつれんどうがたこうこく)情報システム用語事典

contextual advertising / コンテクスチュアル広告 / コンテクスト広告 / 文脈型広告

» 2007年03月05日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 Webサイトなどで各ページ(コンテンツ)の文意や文脈を解析し、その内容に添った広告を自動的に表示するインターネット広告サービスのこと。例えば自動車に関して書かれたページがあればその脇に自動車の広告を表示し、金融に関する内容のページがあれば金融商品の案内を表示する。

 コンテンツ連動型広告による広告テキストは、一般にオンラインメディア(ニュースサイトや評論サイトなど)や個人のブログなどのページ脇や下に表示される。こうした広告サービスを導入したサイト運営者はサイト(ページ)上に広告枠を設定するだけで、広告主と交渉してどの広告を入れるかという作業なしに広告料金(掲載料)を得ることができる。

 広告出稿者にとっては、どのサイトのどのページに広告を出すかということを考えることなく、自社商品(自社サイト)を示す適切なキーワード(広告コピー)を考えるだけで、自動的にそれに適したページに広告を表示させることができる。さらに最近では、広告ページ(誘導先のページ)があればその内容を解析することで、適切なキーワードを見つけ出す技術も開発されている。

 検索エンジン事業者がサービス提供していることが多く、グーグルの「AdSense」が代表例である。

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