measure, analyze, improve, control / 測定−分析−改善−コントロール / マイク
シックスシグマ手法における6σ達成手順のこと。「測定」「分析」「改善」「コントロール」の4つのフェイズからなる。
QC/TQCでいうPDCAサイクルに相当するが、シックスシグマではブラックベルトと呼ばれる専任の改善担当者を置き、潜在的課題に重点的に取り組むことを反映して、いい回しが異なっている。
最終的な判定項目となるCTQ(critical to quality)を決定し、それに影響を与えるプロセスを探し出して、それを計測する指標・目標値を定める。
欠陥・課題が発生する原因と結果の因果関係を分析し、取り組むべき要因を評価して優先順位付けを行う。
Aで明確化した課題における主要変数を特定し、そのばらつきが許容範囲内に収まるようにプロセスを再設計する。
Iにおける活動の効果をCTQに及ぼす影響として計測するとともに、プロセスの継続的改善メカニズムが維持・定着する仕組みを埋め込む。
シックスシグマが製造品質改善手法から経営品質改善手法へと発展するにしたがい、フェイズをもう1つ付け加えた「DMAIC」が一般的になっている。
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