responsibility assignment matrix / 責任分担表 / 責任分担マトリクス / 役割分担表
ある目的を達成するために、複数の人間/組織が実施する仕事において、組織や要員の役割や責任の分担・割り当てを示す表のこと。
通常、一方の軸に仕事(あるいは成果物、機能)、他方の軸にリソース(担当者や担当組織)を取った2次元マトリクスを作成し、その両軸の交差する升目に担当区分(責任、役割)を記入する。升目には責任・役割以外に工数を記入することもある。
ユーザー側 担当者 |
プロジェクト マネージャ |
要求定義 担当者 |
設計 担当者 |
開発 担当者 |
試験 担当者 |
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要求定義 | A | M | R | S | ||
概要設計 | A | M | S | R | ||
詳細設計 | M | R | S | |||
コーディング | M | R | S | |||
統合試験 | M | S | R | |||
機能試験 | A | M | R | S | S | S |
[M]=管理 [R]=主責任 [S]=支援 [A]=承認 |
担当区分は達成すべき作業や成果物によってさまざまだが、各作業・成果物には必ず1人の責任者を配置する。責任者はその作業を主体的に計画、実施する役割を担う。
プロジェクトマネジメントでも人的資源計画ツールに位置付けられ、WBSにおけるワークパッケージもしくはアクティビティを、“誰が”担当し、“どの”責任を負うかを明確にする。
日本語では、「責任分担表」「責任分担マトリクス」「役割分担表」「職務責任図形」などさまざまな訳が当てられているが、英語でも「TRM:task responsibility matrix」「RM:responsibility matrix」「RMC:responsibility matrix chart」「LRC:linear responsibility chart」など多数の同義語がある。
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