ユニファイド・メッセージング(ゆにふぁいど・めっせーじんぐ)情報システム用語辞典

unified communication

» 2003年02月28日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 電話やFAX、電子メールなどの各種通信をPCで一元管理し、異なるメディアからもアクセスし情報を取り出せるようにすること。統合メッセージングともいう。

 例えば、外出中に電話があったこと(留守番電話)をPCの画面に表示して知らせてくれたり、電子メールやボイスメールの着信を携帯電話に通知したりといった機能がある。また、外出先から自分あての電子メールを聞いたり、電子メールをFAXとして取り出すといったこともできる。

 音声や画像を送受信できるよう、サーバには電話・FAX通信へのインターフェイスを装備し、電話系メッセージとコンピュータ系メッセージを送信、受信、蓄積、変換、転送し、異なるメディア間でメッセージの転送を行う。受信した音声や画像はデジタルデータとして蓄積されるため、ほかのデータ形式へ変換したり、転送することが可能になる。

 ユーザーにとっては、通信メディアの形式により行動を制限されることが少なくなる点などがメリットである。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ