連載
» 2001年06月16日 00時00分 公開

Javaで実現するDOM/SAXプログラミング(5):階層構造を持つXML文書をSAXで処理する (1/4)

[太田一郎,ティアイエス株式会社]

SAXプログラミングの応用

 前回の「SAXによるシンプルなXML文書の操作」では、SAXのモデルとAPIの基礎について取り上げました。Simple API for XMLの名のとおり非常にシンプルなモデルなので、サンプルの理解もそれほど難しくなかったことと思います。

 ただし前回のサンプルは、入力として与えられたXML文書を最初から終わりまで順にただ読むだけのものでした。

 また、サンプルのXML文書のDTDも非常に簡単なものでした。実際のXML文書はもっと複雑な階層構造を持ったデータを表現していることが多いでしょう。SAXはタグの出現順にその情報を受け取ることができるだけですので、XML文書の階層的なデータ構造を認識して再構成するのはプログラマーの仕事になります。タグの構造まで認識して結果を返してくれるDOMとの大きな違いがここにあります。

 今回は、実際のSAXプログラミングに出現することの多いそのようなケースを取り上げて見てみることにしましょう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。