SOAPの3つの機能パソコンで試してわかるWebサービス(2)(3/6 ページ)

» 2002年09月05日 00時00分 公開
[イチロー樋口研究室監修]

サンプルプログラムを実行する(前回の復習)

 さて、SOAPについて調査するために第1回で実行したサンプルプログラムをもう一度復習してみます。実行環境の準備ができていない場合は、第1回「Webサービスを試す環境を作る」を読んで環境を準備してください。サンプルプログラムを実行する前に、次を確認します。

  • Tomcatは起動し、Axisエンジンは起動していますか?
  • MS-DOSコマンドプロンプトで、環境変数(PATH、CLASSPATH)は設定しましたか?

 これらの確認ができたら、前回と同じようにコマンドを実行しましょう(コマンドの番号は前回の番号に対応しています)。

>java samples.userguide.example3.Client こんにちは
You typed : こんにちは 
●コマンド(1)-3

 配置(Deploy)が正常であれば、上記のように実行するはずです。もし、上記のように表示されないときは、次のコマンドを実行します。

>java org.apache.axis.client.AdminClient samples\userguide\example3\deploy.wsdd
<Admin>Done processing</Admin> 
●コマンド(2)

 コマンド(2)の後にコマンド(1)を実行してうまくいきましたか?うまく表示されたら、コマンド(3)を実行しましょう。

>java org.apache.axis.client.AdminClient samples\userguide\example3\undeploy.wsdd
<Admin>Done processing</Admin> 
●コマンド(3)

 そして、クライアントをもう一度実行してみましょう(コマンド(1))。

>java samples.userguide.example3.Client こんにちは
The AXIS engine could not find a target service to invoke! targetService 
is null 
●コマンド(1)-2

 Webサービスは利用できなくなっているため、実行できない旨のメッセージが帰ってきます。さて、いよいよこのプログラムがどのような動きをしているか、解析してみることにしましょう。

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