連載
» 2002年10月12日 00時00分 公開

JavaBeansからWebサービスを作るパソコンで試してわかるWebサービス(3)(3/6 ページ)

[イチロー,樋口研究室監修]

Javaアプリケーションでテストする

 さて、Beanができたら早速Webサービス化へ、といきたいところですが、少し回り道をします。このBeanはWebサービスの機能、すなわちAxisのAPIなどを利用していない単なるJavaのクラスファイルです。それならば、WebサービスではなくJavaアプリケーションとして利用することもできるはずです。

 そこで、このSimpleAddBeanをテストする意味も含めて、Javaアプリケーションを作って実行してみます。

 作成するJavaアプリケーションは次のようなプログラムです。

  ●SimpleAddTest.java
package atmarkit;

public class SimpleAddTest {
  public static void main(String[] args) {

SimpleAddBean myBean = new SimpleAddBean(); (1)

myBean.setInputValue(Integer.parseInt(args[0]));
    myBean.add();
    System.out.println(myBean.getResultValue());
(2)

myBean.setInputValue(Integer.parseInt(args[1]));
    myBean.add();
    System.out.println(myBean.getResultValue());
(3)
    
  }
}

 このJavaアプリケーションでは、まずBeanをインスタンス化して((1))、Beanの加算機能(addメソッド)を2回実行しています((2)(3))。それぞれの加算メソッドで加算する値は2つの引数(args[0]、args[1])です。

 呼び出しているのがBeanのため、機能を実行するには、「値のセット(setInputValue)」「機能の実行(add)」「値の取得(getResultValue)」という手順を踏む必要があります。単に足し算をするだけであれば、1つのメソッドで記述することも可能です。これはJavaBeansとして再利用するのか、それとも単なるクラスとして利用するかの違いになります。

 このJavaファイルも同様に<@WORK>\atmarkitディレクトリに保存し、次のコマンドでコンパイルします。

> javac atmarkit\SimpleAddTest.java

 コンパイルに成功し、SimpleAddTest.classファイルが作成できたら実行してみます。

>java atmarkit.SimpleAddTest 3 5
3
8

 このように引数に「3 5」と入力して、「3 8」と加算された結果が表示されればOKです。これで、作成したBeanは正常に動いていることを確認することができました。

画面1 実行結果の画面 画面1 実行結果の画面

 この動きを絵にすると、次のようになります。同じJavaVM上でインスタンス化しているSimpleAddTestがSimpleAddBeanを呼び出している形になります。

図1 SimpleAddTestがSimpleAddBeanを呼び出している 図1 SimpleAddTestがSimpleAddBeanを呼び出している

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