連載
» 2003年01月23日 00時00分 公開

パソコンで試してわかるWebサービス(6):WSDLでWebサービスを記述する (1/4)

[イチロー,樋口研究室監修]

 「Webサービス」という言葉は、ほとんどのIT技術者が知る単語になりました。しかし、「Webサービスって何?」と聞くとさまざまな答えが返ってきます。これはWebサービスが多くの技術要素で成り立ち、さまざまな使い方があり、適用範囲が広いためです。そこで、この連載では、この広大なWebサービスの世界すべてを知るのではなく、最も基本となる技術を実際にプログラムを作りながら身に付けていただこうと思います。「SOAPとは何か?」「WSDLとは何か?」など、実際に自分のPCで操作し、動かしながら理解していくことにしましょう。

樋口研究室とは?

トレンドの追っかけから、技術検証まで、コンピュータに関するあらゆる分野でただ知的好奇心を満たすためだけに研究に没頭する技術集団。メンバーが運営するホームページ(以下のURL)もある。

http://www.ibm.com/jp/software/websphere/developer/tips/kouza/index.html


今回の目的は「WSDLを作る」

 第1回から第5回まで、パソコンでSOAPを利用したWebサービスの仕組みを解説してきました。SOAPの基本的な使い方は理解できましたか?

 いよいよ、今回よりSOAPのWebサービスを便利にする、WSDLの解説に入ります。これまで、「マニュアル運転」だったWebサービスが、少し便利な「オートマ運転」になっていきます。オートマ運転の第1弾としてWSDLの使い方を、自分のパソコン上のAxisを使って学んでいきましょう。

今回のステップは「WSDLを作る」 今回のステップは「WSDLを作る」

 今回はWSDLの話を進めると同時に、Webサービスを提供する側と利用する側の2つの立場を考えていきます。この連載の最初に下図のような絵をお見せしました。

Webサービス関連技術はSOAP/WSDLをベースに作成されている。この2つの技術を押さえることがWebサービスの世界への第一歩です Webサービス関連技術はSOAP/WSDLをベースに作成されている。この2つの技術を押さえることがWebサービスの世界への第一歩です

 第5回までは、1つのパソコンで読者の皆さんが1人2役で「サービス提供者」と「サービス利用者」を演じていたため、どの作業がどちらの側の作業なのかがあいまいになったかもしれません。しかし、WSDLを考えていくうえで「サービス提供者」と「サービス利用者」の立場を明確に分けて考えることが重要です。この辺も意識しながら今回の記事を読み進めていってください。

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