連載
» 2003年04月15日 00時00分 公開

基礎から学ぶサーブレット/JSP(4):JSPの基本構文を理解する (1/3)

[山田祥寛,@IT]

JSPの基本要素を知る

 前回「サーブレット/JSPの開発環境を作る」まででJSP/サーブレットの基本の把握や環境構築はできたはずです。今回は、いよいよ具体的なJSP(JavaServer Pages)プログラミングに挑戦してみることにしましょう。

 プレゼンテーション層(ユーザーインターフェイス)を担うJSPは、デザイナーやコンテンツ制作者が「プログラマの手を介さずに」、容易にデザインやコンテンツの変更ができるよう、さまざまに特別なしかけを用意しています。JSPアプリケーションを製作するに先立って、まずはこれらJSPの基本的な構成要素を把握しておくことは重要なポイントです。

 以下は、HTMLフォームから入力された内容を受け取り、そのまま表示するためのごく基本的なJSPページの例です。本サンプルを参照しつつ、各要素の概略を紹介していくことにします。

sample.html
<html>
  <head>
    <title>基本的なJSPサンプル</title>
  </head>
  <body>
    <form method="POST" action="sample.jsp">
      あなたのお名前は?
      <input type="text" name="nam" size="15" />
      <input type="submit" value="送信" />
    </form>
  </body>
</html>

sample.jsp
<%@ page contentType="text/html;charset=Shift_JIS" %> (1)
<%! String strVal=null; %> (2)
<%
request.setCharacterEncoding("JISAutoDetect");
/* フォームデータの文字エンコーディングを自動判定(AutoJISDetect) */
strVal=request.getParameter("nam");
/* HTMLフォーム"nam"の内容を取得 */
%> (3)
<html>
  <head>
  <title>こんにちは、<% out.print(strVal);%>さん!</title> (3)
  <body>
    こんにちは、<%=strVal%>さん! (4)
    <jsp:include page="include.jsp" /> (5)
    <%--外部ファイルinclude.jspを取り込みます--%> (6)
  </body>
</html>

※コード中の番号は、次ページ以降の説明に対応しています。
(1) ディレクティブ
(2) 宣言部
(3) スクリプトレット
(4) 式(Expression)
(5) アクションタグ
(6) コメント

include.jsp
<hr />
<div align="right">YAMADA Yoshihiro</div>

 これらのコードの実行結果は以下のようになります。

名前を入力して[送信]ボタンを押す 名前を入力して[送信]ボタンを押す
入力した名前が表示される 入力した名前が表示される

 次のページから、サンプルアプリケーションを構成するJSPの各要素について説明していきます。

       1|2|3 次のページへ

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