特集
» 2006年05月18日 00時00分 公開

春のBronze実力試験:ORACLE MASTER Bronze DBA編 (2/2)

[有限会社 G.F.インフィニティ,@IT]
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解説1

正解:d

参考:Oracleデータベース構造の基本

 識別キーと呼ばれるキーは存在しません(正解d)。リレーショナルデータベースにおいてキーとされるのは、一意であることを表す一意キー(選択肢c)、行を識別するための主キー(一意かつ必須、選択肢a)、ほかの主キーや一意キーを参照する外部キー(選択肢b)です。

解説2

正解:b、c

参考:はじめてのOracleインストールとデータベース作成

 UNIXプラットフォームにOracleソフトウェアをインストールする場合、最初の製品インストールにおいてorainstRoot.sh(正解c)、各インストールの最後にroot.sh(正解b)と、2種類のスクリプトをrootユーザーにて実行する必要があります。

 選択肢a選択肢dのようなスクリプトは存在しません。

解説3

正解:c

参考:Oracleデータベースの管理ツールを使う

 Oracle Enterprise Manager Database Controlを実行するためには、Webアプリケーションを提供するdbconsoleプロセスを起動しておくことが必要です(正解c)。emctl start dbconsoleコマンドを実行することで起動できます。

 選択肢dのOracleサーバは、Enterprise Managerから起動することもでき、事前に起動しておくことは必須ではありません。

 選択肢bのiSQL*Plusサーバはisqlplusctl startコマンドで起動できますが、Enterprise Managerとは関係がありません。Oracle9i Database以前のiSQL*Plusサーバは、選択肢aのOracle HTTP Serverによって提供されていました。

解説4

正解:d

参考:Oracleのネットワークを構成する

 簡易接続ネーミングメソッドを使用して接続するには、次の構文を使用します。

connect ユーザー名/パスワード@ホスト名:リスナーポート/サービス名

 正解dは「ホスト名/サービス名」としています。リスナーポートはデフォルトの1521であれば省略することができるためです。

 選択肢bは、「ホスト名:リスナーポート:サービス名」になってしまっています。「:」と「/」の使い方には注意しましょう。

解説5

正解:a

参考:Oracleインスタンスを管理する

 SGA_TARGET初期化パラメータを使用して自動共有メモリ管理を有効化することで、次の4つのメモリコンポーネントが自動調整されます。

  • 共有プール(SHARED_POOL_SIZE)
  • データベースバッファキャッシュ(DB_CACHE_SIZE)
  • ラージプール(LARGE_POOL_SIZE)
  • Javaプール(JAVA_POOL_SIZE)

 上記に含まれないREDOログバッファ(正解a)は、自動調整されることはありません。明示的にLOG_BUFFER初期化パラメータを調整するか、デフォルト値を受け入れるかのどちらかです。

解説6

正解:c

参考:Oracleのデータベース記憶域を探る

 Oracleサーバの起動は次の手順で行われます。

(1)インスタンス起動

(2)データベースをマウント

(3)データベースをオープン

 (2)データベースのマウントに必要となるのが制御ファイル(正解c)です。(1)インスタンス起動時に読み込まれた初期化パラメータファイルのCONTROL_FILESパラメータで制御ファイルが識別されます。制御ファイルを開くことで(2)データベースのマウントが完了すると、制御ファイル内に含まれるREDOログファイル、データファイルが開かれ、(3)データベースのオープンが完了します。

解説7

正解:b

参考:Oracleユーザーを管理する
   「Oracleユーザーの権限とロール

 表や索引は領域を必要とするオブジェクトであり、表領域内に格納されます。どの表領域を使用するかは表の作成時に指定できますが、指定しない場合はユーザーのデフォルト表領域(正解b)が使用されます。

 選択肢aのSYSAUX表領域は、SYSTEM表領域の補助表領域です。選択肢cの一時表領域は、ディスクを使用したソート処理などで一時的に使用される領域です。選択肢dのUNDO表領域は、ロールバックするために使用されるUNDOデータが格納される表領域です。いずれも一般的なユーザーのデータを格納するために使用するものではありません。

解説8

正解:a

参考:Oracleの表の作成とビューの利用
   「Oracleのスキーマオブジェクトを活用する

 一意な番号を自動的に生成するときに使用するのが順序(SEQUENCE)オブジェクトです(正解a)。選択肢bの一意キーは、一意であることを保障する制約です。選択肢cのビューはSELECT文に名前をつけたオブジェクト、選択肢dのシノニムはオブジェクトの別名です。

解説9

正解:a、d

参考:Oracleのデータを復元する

 ARCHIVELOGモードでは、REDOログファイルに格納された変更履歴をオフラインファイルとして残しておくことで、バックアップファイルをリカバリすることが可能となります。障害発生直前までリカバリする完全リカバリと、任意の時点までリカバリするPoint-in-Timeリカバリ(不完全リカバリ)(正解d)があります。

 NOARCHIVELOGモードでは変更履歴が残っていないので、任意の時点までのリカバリは一切できません。基本はすべてのデータベースファイルをリストアします。

 選択肢bの一貫性バックアップは、データベースがクローズした状態ですべてのデータベースファイルを取得するもので、NOARCHIVELOGモード時のバックアップ方法です。ARCHIVELOGモードでは変更情報が確実に保存されることから、データベースがオープンした状態でのバックアップもサポートされます。これを非一貫性バックアップ(正解a)と呼びます。

解説10

正解:b

参考:Oracleデータベースの自己診断と最適化

 Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)はAWRスナップショットが作成されるタイミングで起動します。最新のスナップショットと1つ前に作成されたものを比較してその間に行われた操作を分析し、問題が発生していないかどうかを調べます。

 分析した結果、高負荷のSQLがあればSQLチューニングアドバイザなど、ADDMがほかのアドバイザの実行を推奨することもあります。ADDM以外のアドバイザが自動的に起動することはありません。

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