連載
» 2006年12月02日 00時00分 公開

連載 ClickOnceの真実:第7回 ClickOnceが持つセキュリティ機構とは? (4/4)

[一色政彦,デジタルアドバンテージ]
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■将来展望 ― 次期ClickOnceで拡張予定の機能

 次期ClickOnceでは次に挙げる拡張が図られているらしい(2004年ごろの資料を基にしているため、変更されたものがあるかもしれないので、ご了承いただきたい)。

  • BITS(Background Intelligent Transfer Service:バックグラウンド・インテリジェント転送サービス)を用いた転送への対応
    →アプリケーションのアップデートに必要なファイルのダウンロードを、システムのバックグランドで行えるようになる。これにより、ユーザーがダウンロードを待つ時間が減り、利便性が向上する
  • インストール時のファイル拡張子の関連付け
    →ClickOnceアプリ独自のファイル形式を扱えるようになる。
  • ブラウザ内にホストするタイプの実行形態の追加
    →現在のインストール・モード、オンライン・モード(デスクトップ・アプリケーションとして実行するモード)に加えて、ブラウザホスト・モード(=ブラウザの内部にClickOnceアプリをホストする形態)が追加される。なおここでいうブラウザとは恐らくIEのことである。
  • より堅牢なセキュリティ実行環境(SEE:Secure Execution Environment)の提供
    →これについては詳細不明である。

 以上で本連載は終了である。これまで見てきたように、ClickOnceは堅固なセキュリティを保ちつつ、アプリケーション配布/更新の問題を解決する非常に現実的で優れた方式であるといえる。この機能を活用しない手はないだろう。Windowsアプリケーション開発者だけでなく、Webアプリケーション開発者の方もぜひとも利用を検討すべきである。

 最後に、長期に渡りお付き合いいただいたことに感謝したい。

「連載 ClickOnceの真実」のインデックス

連載 ClickOnceの真実

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