WebサーバにFTPできないんですけど…… 〜ファイル転送にはSCPやSFTPを使いましょう〜ツールを使ってネットワーク管理(18)(2/4 ページ)

» 2007年01月30日 00時00分 公開
[山本洋介@IT]

FileZillaのインストールと使い方

 FillZillaはフリーのSFTPソフトウェアです。

 ダウンロードサイトからFileZillaをダウンロードします。最新のバージョンは2.2.30aです(1月16日現在)。

 ここではインストーラを使ってインストールしますので、FileZilla_2_2_29_setup.exeをダウンロードします。

 ダウンロードしてきたFileZilla_2_2_29_setup.exeをダブルクリックすると、インストーラが起動します。インストーラの言語を聞いてきますので「Japanese」と表示されていればそのまま、ほかの文字が表示されていれば「Japanese」にして「OK」ボタンをクリックします。

画面1 日本語を選択する 画面1 日本語を選択する

 ライセンス契約書が表示されますので、ライセンス条件に同意したなら「同意する」をクリックします。

画面2 ライセンス契約の条件を確認する 画面2 ライセンス契約の条件を確認する

 インストールするコンポーネントを選びます。特にこだわりがなければそのまま「次へ」ボタンをクリックして、標準インストールしましょう。

画面3 こだわりがなければデフォルトで 画面3 こだわりがなければデフォルトで

 インストールするフォルダを選びます。特にこだわりがなければそのまま「次へ」ボタンをクリックして、C:\Program Files\FileZillaにインストールしましょう。

画面4 インストール先を決定する 画面4 インストール先を決定する

 インストールするスタートメニューのフォルダ名を選びます。特にこだわりがなければそのまま「次へ」ボタンをクリックしましょう。

画面5 ショートカットのスタートメニューフォルダを決定する 画面5 ショートカットのスタートメニューフォルダを決定する

 セキュアモードを使うかどうか、そして、設定の保存場所を設定します。セキュアモードを使うとパスワードを保存しなくなりますので、複数の人がアクセスするようなコンピュータを使用するときはセキュアモードを使用しましょう。また、設定はXML、もしくはレジストリに保存することができますので、好きな方を選びましょう。

 「インストール」をクリックするとインストールが開始されます。

画面6 インストールが終了 画面6 インストールが終了

 インストールが終了しました。「閉じる」をクリックしましょう。

 デスクトップに作成されたショートカット、もしくはスタートメニューからFillZillaを起動します。

画面7 まずは立ち上げてみよう 画面7 まずは立ち上げてみよう

 メニューバーの「ファイル」→「サイトマネージャ」、もしくはCtrl+Sでサイトマネージャが立ち上がります。

画面8 「ファイル」→「サイトマネージャ」でも立ち上がる 画面8 「ファイル」→「サイトマネージャ」でも立ち上がる

 「新規サイト」ボタンをクリックすると、サーバ情報を入力できますので、サーバのドメイン名やユーザー名、パスワードなどログインに必要な情報を入力します。

画面9 「新規サイト」ボタンをクリックしてサーバ情報を入力 画面9 「新規サイト」ボタンをクリックしてサーバ情報を入力

 ここではSFTPを使ってアクセスしますので、サーバの種類は「SFTP using SSH2」にします。

画面10 ここではサーバの種類は「SFTP using SSH2」を選択 画面10 ここではサーバの種類は「SFTP using SSH2」を選択

 初回はダイアログが出ますので「OK」をクリックしましょう。

画面11 初回のファイルアクセスでのダイアログ 画面11 初回のファイルアクセスでのダイアログ

 あとはこれまでのFTPクライアント同様にファイルを送受信していきましょう。

画面12 ファイルの送受信ができるようになった 画面12 ファイルの送受信ができるようになった

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