連載
» 2009年01月06日 00時00分 公開

システム開発プロジェクトの現場から(22):新人(3年目)、プロジェクトで「忍耐」を学ぶ (1/3)

開発現場は日々の仕事の場であるとともに、学びの場でもある。先輩エンジニアが過去に直面した困難の数々、そこから学んだスキルや考え方を紹介する。

[檜山亜紗美,アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズ]

 こんにちは。檜山です。

 今回のテーマは、「忍耐」です。

 プロジェクトに立ち上げ時から参画するという機会は、そう多くはありません。たいていの場合は、プロジェクトが動きだした後に参画することになります。

 このタイミングでプロジェクトに参画するときに必要なのは、「忍耐」「沈黙」のたぐいの心構えではないかと、私は思っています。

 そう思うに至ったある経験について、詳しくお話しします。

マネジャーからの指令、プロジェクト拝命

 とある日のランチタイム。

 参画していたプロジェクトが終わり、比較的余裕のある時期。

 ミシュランで星を獲得したお店に行ってみようという話になり、お店で同期メンバーと優雅なひととき。

 食事を終え、身も心も高級になった気がする、そんな勘違いの瞬間、携帯電話が突然鳴りだす。

 着信データを見ると、相手は知り合いのNマネジャー。一気に小市民に戻り、ドキドキしながら電話を取る。

Nマネジャー 「あ、檜山? いまから○○駅来られる?」 檜山 「……はい」 Nマネジャー 「じゃ、よろしく〜」

 来たか……。

 胸騒ぎを覚えつつ急いで会社に戻り、イソイソとPCをかばんに突っ込んで、電車で指定の駅へ向かう。

 駅に着き、電話で到着を告げる。とあるビルでマネジャーがお待ちかね。

Nマネジャー 「いまね、こういうことやってんのよ〜。でね、いい?」 檜山 「はい、喜んで〜!」

 ……この返事を発した瞬間、プロジェクトへの途中参画が決定しました。

 拒否する理由も、説明してもらう必要もありません。

 マネジャーから指名されたら、どんな状況でも喜んでお仕事請けさせていただきます!

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