3Dモデリング建築内を歩けるCurl 3D Galleryとは?3Dモデルの中をCurlで歩いてみよう(2)(2/3 ページ)

» 2009年01月26日 00時00分 公開
[尾松秀紀株式会社ベーシック]

Curl IDEを使ってみよう

 早速、実行してみましょう。スタートメニューから、[Curl IDE]→[Curl IDE]を選択して実行します。

図7 Curl IDEの実行 図7 Curl IDEの実行

 初期画面は、以下のようになっています。

図8 Curl IDEの初期画面 図8 Curl IDEの初期画面

 また、タスクトレイに「Curl RTE」の下記のアイコンが表示され、Curlランタイムが常駐します。このアイコンをクリックすると、[Curlコントロール パネル]が表示されます。なお、Curlでデバッガを使用する際は、[デバッガ]タブで、ロケーションを設定する必要があります。

図9 [Curlコントロール パネル] 図9 [Curlコントロール パネル]

 個別にフォルダを指定しても構いませんが、ローカルPC全体であれば、「file:」と指定することもできます。

図10 [デバッグするURLの追加] 図10 [デバッグするURLの追加]

Apps Galleryのキラーアプリ? Curl 3D Galleryとは?

 長らくお付き合いいただきましたが、ここからが、本連載の本題となります。「Curl Apps Gallery」にある「Curl 3D Gallery」は、Google SketchUpで作成したモデルをアプリケーション上に描画し、そのモデル内を自由に動き回ることができるアプリケーションです。

 以降では、Curl IDEにソースコードごとインストールしますが、もちろんCurl RTEだけでも動作します。

Curl 3D GalleryをソースごとCurl IDEにインストール

 まずは、ソースコードを入手します。ソースコードは、SourceForge.netにアップされています。「Curl 3D Gallery」の詳細情報を表示し、SourceForge.netに移動します。

図11 「3D Gallery」の「詳細情報」をクリック 図11 「3D Gallery」の「詳細情報」をクリック
図12 SourceForge.netのURLが表示 図12 SourceForge.netのURLが表示

 SourceForge.netの「Curl 3D Gallery」ページから、ソースコードを任意のフォルダにダウンロードし、展開します。

図13 SourceForge.netの「Curl 3D Gallery」ページ 図13 SourceForge.netの「Curl 3D Gallery」ページ
図14 ソースコードを任意のフォルダにダウンロード 図14 ソースコードを任意のフォルダにダウンロード

 展開したソースファイルの中にあるCurlプロジェクト(.cprjファイル)を開きます。メニューの[ファイル]→[プロジェクトを開く]で該当するファイルを選択してください。

図15 [プロジェクトを開く] 図15 [プロジェクトを開く]
図16 Curl 3D Galleryのソースコード 図16 Curl 3D Galleryのソースコード

 次ページでは、Curl 3D Galleryを使って前回作成した3Dモデルを歩き回ります。

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