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» 2009年05月21日 00時00分 公開

ネットワークの基礎を学習する CCNA対策講座(19):スイッチにVLANを設定する (2/2)

[内藤佳弥子,グローバル ナレッジ ネットワーク]
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VLANの設定

 スイッチ上でVLANを設定する手順は2つです。

  1. VLAN番号を登録する
  2. 登録したVLAN番号を、各ポートに割り当てる

 各ポートに割り当てる手順には、スタティックVLANとダイナミックVLANがありますが、ここではスタティックVLANを紹介します。

 それでは、図3のSwitchAの設定を確認します。図3のポートの種類は、すべてFastEthernetとします。

図3 VLANの設定手順 図3 VLANの設定手順

1.VLAN番号を登録する

SwitchA(config)#vlan 10
SwitchA(config-vlan)#vlan 20
SwitchA(config-vlan)#exit
SwitchA(config)#

2.登録したVLAN番号を、各ポートに割り当てる

 例えば、以下はFastEthernet0/1と0/2のポートを、VLAN10に割り当てる例です。rangeコマンドが使用できる場合は、複数のポートを一度に指定することができます。

SwitchA(config)#interface range FastEthernet 0/1 - 2
SwitchA (config-if-range)#switchport mode access
SwitchA (config-if-range)#switchport access vlan 10
SwitchA (config-if-range)#exit
SwitchA (config)#

 さらに、下の図では、複数のスイッチにまたがってVLANが構成されているため、FastEthernet0/6のポートをトランクポートに構成します。対向側のSwitchBのFastEthernet0/6のポートもトランクポートの設定をすると、リンクがトランクリンクとして動作し、複数のVLANのフレームを扱うことができるようになります。

SwitchA(config)#interface FastEthernet 0/6
SwitchA(config-if)#switchport mode trunk
Switch(config-if)#exit
Switch(config)#

 設定した内容は、show vlanコマンドで確認できます。VLAN列に、作成したVLAN番号が表示されます。またPorts列から、VLAN10に所属するポートが、FastEthernet0/1とFastEthernet0/2ポートであることが分かります。下の図の例では、VLAN20が割り当てられているポートは、まだありません。

Switch#show vlan                
VLAN   Name                  Status      Ports
---- -------------------------------- --------- ---------------------
1       default               active      Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6
                                          Fa0/7, Fa0/8, Gi0/1
10      VLAN0010              active      Fa0/1, Fa0/2
20      VLAN0020              active
1002    fddi-default          act/unsup
1003    token-ring-default    act/unsup
1004    fddinet-default       act/unsup
1005    trnet-default         act/unsup
〜以下省略〜

確認問題2

問題

 図3において、FastethErnet0/6のポートをトランクポートにするコマンドを、1つ選択しなさい。

a.SwitchA(config-vlan)#vlan 6

b.SwitchA(config-vlan)#vlan 60

c.SwitchA(config-if)#switchport access vlan 60

d.SwitchA(config-if)#switchport mode trunk

正解

 d

解説

 正解は選択肢dです。選択肢a選択肢bは、VLAN番号を登録するコマンドなので誤りです。選択肢cは、VLAN番号60をアクセスポートに割り当てるコマンドなので誤りです。

筆者プロフィール

内藤佳弥子(ないとうかやこ)

グローバル ナレッジ ネットワーク ソリューション本部に在籍。IT業界でヘルプデスク、ユーザーサポートを経てトレーナーになる。現在は、Cisco認定トレーナーとして、CCNA、CCNPのコースなどのCisco認定トレーニングコース、ネットワーク系オリジナルコースを担当している。グローバル ナレッジ ネットワーク講師寄稿記事一覧はこちら



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