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» 2009年11月25日 00時00分 公開

特集:IT資格動向ウォッチ(2):インフラエンジニア注目の仮想化資格カタログ (3/3)

[東秀和,データプロセス]
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筆者オリジナル、仮想化資格カタログ

 それでは、これまで説明してきた仮想化資格の内容を整理します。注意すべきこととして、ここでは問題数や合格点など一般的に公開されていない情報も記載しています。表内の赤字の個所は、弊社の受験者からのヒアリングや、わたし自身の受験した経験を基に記載しています。この値については、参考程度にとどめておいてください。

会社名

仮想化技術

認定名
(資格名)

試験名

受験費用

受験の条件

問題数
(*1)

合格点
(*1)

勉強方法

ヴイエムウェア

VMware

VCP(VMware Certified Professional)

VMware Certified Professional on VI3

ピアソンVUE:2万3100円
(トレーニングコース:約30万円)

対象のトレーニングコースを受講済みであること

75

70%以上

トレーニングコース

シトリックス

XenServer

CCSP 2009 for Server Virtualization

Selling Citrix Essentials for XenServer and Hyper-V

無料

eLearningコースを受講済みであること

13

不明

eラーニングコース

CCA for Citrix Xen Server Enterprise Edition

Citrix XenServer Enterprise Edition 4.0: Administration Exam

ピアソンVUE:1万5750円

特になし

不明

不明

Citrixトレーニングパス

Implementing Citrix XenServer Enterprise Edition 5.0

特になし

不明

不明

CCA Platinum Edition(*2)

Implementing Citrix Provisioning Server 5.0

特になし

不明

不明

マイクロソフト

Hyper-V

Hyper-V 導入コーディネーター

Hyper-V 導入コーディネーター試験

無料

特になし

21

不明

Hyper-V 導入コーディネータートレーニングコース

Hyper-V 導入アドバイザー

なし

なし

MCA プラットフォーム (Windows Server 2008 対応)に合格すること

なし

なし

なし

MCA プラットフォーム (Windows Server 2008 対応)

プロメトリック:9450円

特になし

51

800点中560点以上

各教育機関のトレーニングコース、および市販の受験対策本

MCTS

Windows Server Virtualization, Configuring

プロメトリック:1万5750 円

特になし

47

70%以上

(*1)表内の赤字の個所は、弊社の受験者からのヒアリングや、わたし自身の受験した経験を基に記載しています。この値については、参考程度にとどめておいてください。
(*2)CCA Platinum Editionの認定は、CCA for Citrix XenServerを取得済みであることが条件です。

自分はどれを取ればいい?

 何よりも現場では「資格」より、実際にいい仕事をすること、良い成果を出すことが求められます。

 資格取得は、「いまやっている仕事でさらに技術を磨きたい」「より専門的な知識を身に付けたい」「どうも仕事がうまくいかない」「やったことのない分野(仕事の幅を広げる)への挑戦をしたい」といったときにお勧めします。異動などでリーダーが変わるとき、新しい仕事をしたいとき、また就職・転職時には、受け入れる方はあなたの実力を知らないので、十分な知識や技術、経歴を持っていても、それを証明できないと武器にはなりません。資格は、技術や知識を身に付けていることの証明になり、その分野に関して仕事を任せやすい状況にもしてくれます。

 「いまは無理でもいつかは仮想化技術に関する仕事をしたい」。そんな方は、いまからじっくりと時間をかけて準備しましょう。仕事をしながらの勉強はなかなか大変です。仕事の閑散期に勉強する、普段から使っている仮想化技術などを勉強するなどで、スムーズに資格を取得できるかもしれません。また、別の資格でもいえますが、同じ技術で複数の製品の資格を取ることは、技術知識に幅が付き、相乗効果も狙えます。

 今回挙げた仮想化資格は、自らの技術力の確認、知識の幅を広げるために取得することをお勧めします。

著者紹介

東秀和(ひがしひでかず)

IT技術者としてパッケージソフトウェア開発や映像配信、eラーニングシステム、業務基幹システム構築を経験。2002年ごろからマネジメントに興味を持ち、プロジェクトマネジメント(PM)のコミュニティ活動を通じてPMを学習。現在は、お客さまの業務改善提案活動、および受託開発プロジェクトリーダーとして活躍。人の調和を心掛けマネジメントを行っている。

▼主に活動しているコミュニティ



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