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» 2010年02月26日 00時00分 公開

理系学生のための「就活」お悩み相談室(3):自分の長所が見つからない? それは表現の問題だ (1/2)

年明け、いよいよ就職活動が本格化する。面接や自己分析などがうまくいかなくて、悩む場面も多くなるだろう。学生相談を担当するカウンセラーが、就活生の悩みに答える。

[松浦慶子,@IT]

 就職活動で、必ずといっていいほど聞かれる「あなたの長所と短所」。どうしたら自分のいいところを見つけられるでしょうか? 今回は、「長所」そのものの考え方、そして長所を見つける方法をとりあげます。

今回の相談:「自分の長所を見つけられない、アピールできない」

1次面接や2次面接で、よく「あなたの長所と短所を挙げてください」と聞かれるのですが、なかなかうまく答えることができません。自己分析をし直してみても、「人見知り」などの短所に目がいってしまい、かえって自己嫌悪に陥ってしまいます。面接で、自分の長所をきちんとアピールできるようになるためには、どうすればいいでしょうか。

(情報学部3年生 Y.O君)



 皆さんは、すでに自己分析で「自分の長所・短所」を洗い出してあることと思います。面接が進み出す時期になると、相談室には「自分の長所が分からない」という悩みで来る方が増えてきます。「履歴書や面接で長所と短所を聞かれると、何を語ればいいのか分からない。もう、就職活動そのものから逃げ出したい……」とため息交じりに話してくれることがよくあります。

「企業が望む能力を持っていない」⇒「自分には長所がない」?

 しかし、学生さんと直接話していると、彼らにはいろいろな魅力があることが分かります。そのため、カウンセラーは長所と思われるところをお伝えします。ところが、必ず「でも」「そんなことはない」という反応が返ってきてしまいます。

 どうやら、自分の長所にうすうす気が付いてはいる様子。しかし、企業が望む「コミュニケーション力」などの長所を持った人物像と自分は異なっている、と感じるようです。「このままでは通用しない」「一般的に望まれる長所がない」、だから「長所が見つからない」と思ってしまうらしいのです。

「でも」は禁句

 「自分は駄目だ」といくら悩んでいても始まりません。欠点を並べたところで、就活の面接では「そんなことないですよ」と慰めてくれません(むしろマイナス評価になるでしょう)。自己批判の癖はやめましょう。すぐに落ち込んでしまいますし、悩みを解決せずに自己反省で終わってしまうことも多々あります。まずは「でも」ということをやめ、それから自分の長所を探すようにしましょう。

 それでは、どのようにして自分の長所を見つければいいのでしょうか。あなたの長所は、普段の生活の中で見られるものです。ノートと筆記用具を用意してください。自分の長所を見つけ、就職活動で使える表現に直す方法を紹介します。

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