プログラマとリーダーの「すれ違い」を解決しよう月刊エンジニアライフ(26)

» 2010年10月06日 00時00分 公開

「話し掛けるとすぐ不機嫌に……」と思わないで

 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 「月刊エンジニアライフ」では、前月のエンジニアライフを振り返ります。2010年9月の新着コラムについて、月間アクセスランキングの上位30位を見てみましょう。

順位
エンジニアライフ 2010年9月 新着コラム
月間アクセスランキング
1
5. わりと嫌われる飲み会への誘い
(玄米茶/気難しいプログラマ)
2
6. 説教してはいけません
(玄米茶/気難しいプログラマ)
3
4. あなたの問いかけに反応が悪いとき
(玄米茶/気難しいプログラマ)
4
IT人材に意識して欲しい7つのこと
(猪目大輔/「指名」されるエンジニアへの道)
5
反応の悪いプログラマのいいわけ
(ひでみ/プログラマで、生きている)
6
炎上プロジェクトに見られる3つの共通点
(かるたや/プロトタイプ開発の日々)
7
Twitterを捨てよ町へ出よう
(粕谷大輔/雲(クラウド)の隙間から青空が見えた)
8
仕事は楽しいですか?
(阿部直樹/ITトレーナーの憂鬱)
9
IT業界、もうひとつの読書案内
(横山哲也/Go, Go, Go, in Peace)
10
仕事のできる人
(Anubis/101回死んだエンジニア)
11
転職エージェントをしていて思うこと
(小南ひろみ/コミュニケーションを楽しもう!)
12
システム要求分析に通じる福山雅治の論理的思考
(高橋秀典/Road To IT-Engineer / ITエンジニアの生きる道)
13
勉強が先か、業務が先か
(第3バイオリン/オブリガート 〜感謝されるテストエンジニアになる〜)
14
不正コピーについて考える
(横山哲也/Go, Go, Go, in Peace)
15
ロスト・スキーヤー現象とその悪用(2) 〜混乱のかたち
(林浩一/ITコンサルタント宣言! 〜MALTな日々)
16
連載が始まりました! 「仕事を楽しめ! エンジニアの不死身力」
(竹内義晴/エンジニアライフ クロストーク)
17
第4話:リーダーの想いをメンバーに伝えよう!
((株)エムズ・ネット・スクエア講師4人組/新任リーダー明日香のマネージャへの道)
18
第5話:“運用部門の若手メンバーの疲弊”の巻〜モチベーションを上げるには(上)
((株)エムズ・ネット・スクエア講師4人組/新任リーダー明日香のマネージャへの道)
19
時代とともに進化するもの
(サトマモ/温故知新とエンジニアの地位確立を目指して)
20
社内への講師依頼をするには(例によって酒場で)
(ひろぶみ/エンジニア能力開発あれこれ)
21
使いどころがどこかにある
(Ahf/地方からの戯言)
22
i18nしてますか? (symfonyその0)
(鹿島和郎(かしまかずお)/海外でも通用するエンジニアになる)
23
連載2周年 書き始めた動機について
(田所憲雄/インフラ系SEの波瀾万丈伝)
24
Programming Scala読もうぜ(2)
(鹿島和郎(かしまかずお)/海外でも通用するエンジニアになる)
25
お客さまは神さまです!
(Anubis/101回死んだエンジニア)
26
流浪のエンジニアとしてキャリアを積む
(あずK/It’s Party Time!)
27
Programming Scala読もうぜ(3)
(鹿島和郎(かしまかずお)/海外でも通用するエンジニアになる)
28
1.つかみ
(くわぢ/自転車とプログラミングと)
29
『ITエンジニアが日本から消える日』
(篠原博/技術立国への復活)
30
あなたから見て、わたしは一緒に働きたい人ですか?
(tata/「Andante con moto」〜地方に住むあるSEの活動報告)

 9月は玄米茶氏の『気難しいプログラマ』が1位から3位までを独占しました。プログラマとリーダーの間に起きる、よくある「すれ違い」が共感を呼んだようです。プログラマからITコンサルタントまで、いろいろな立場の視点から「プログラマのコミュニケーション」についてコメントが寄せられました。

 それに関連して、5位には、ひでみ氏による「反応の悪いプログラマのいいわけ」がランクイン。「コーディングは脳内リソースを食い散らかすので、反応が鈍くなってしまう」というひでみ氏の解説に、共感できるプログラマは多いのではないでしょうか。

 編集部では、こうした「プログラマとリーダーのすれ違い」についてまとめてみました。いずれの立場の人も、参考にしていただければと思います。

 「プログラマとリーダーのすれ違い」は、職場では少なくないと思います。リーダーの方は、「プログラマはコミュニケーション力不足だから」などと思わないで、プログラマの事情に理解を示すことが重要でしょう。逆にプログラマの方は、周囲の理解が得られるように事情を説明すると、仕事が円滑に進むかもしれません。玄米茶氏の「プログラマが頭の中でロジックを組み立てているときに話し掛けられると、積み上げた思考がパーになってしまう。Excelで作った資料を保存せずに終了してしまったのと同じこと」という説明は、プログラマ以外の人にも通じやすい例だと思います。活用してみると良いのではないでしょうか。

自転車とプログラミングの関係?

 9月は、新たに1人のコラムニストが参加しました。

名前 コラムタイトル コラム内容
くわぢ
自転車とプログラミングと 40代後半のプログラマによる「自転車とプログラミングの関係」持論

 「自転車に乗るときの『きちんと見ない見方』はプログラミングをしているときと似ているのでは」という、ユニークな持論を展開しているくわぢ氏。その根拠はどのようなものなのか、楽しみです。

 9月に投稿されたコラムは全部で76本。新着コラムはエンジニアライフのトップページ@IT自分戦略研究所のトップページ、各コラムのフッタに表示しています。エンジニアライフ独自のRSSも配信中。コラムニスト一覧から、気になるコラムを探してみるのもよいでしょう。


 エンジニアライフではコラムニストを募集しています。募集対象者は下記の通りです。

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  • ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生
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