連載
» 2011年01月17日 00時00分 公開

仕事を楽しめ! エンジニアの不死身力(7):ジグソーパズルから学ぶ、やりたいことを形にする方法 (1/2)

あなたはエンジニアの仕事を楽しんでいますか? この連載では、仕事を「つらいもの」から「楽しいもの」に変えるためのヒントを考えていきます。

[竹内義晴,特定非営利活動法人しごとのみらい]

 昨年、「しごとのみらい」という特定非営利活動法人を作りました。現在は、やりたいことを固め、少しずつ動きだしています。

 Twitterで「やりたいことを中心に事業を組み立てると面白い」とつぶやいたところ、それを読んだ方から、

  • 「やりたいことを形にするためにはどうすればいいのか?」
  • 「やりたいことがぼんやりしていて、体系化できずに困っている」

というコメントをいただきました。

 「やりたいことがぼんやりしている」「何から始めたらいいのか分からない」と悩んでいる方は多いと思います。やりたいことをやっている情熱的な人を見ていると、うらやましくもありますし、やりたいことがない自分に不満を抱いたり、不安になったりするのですよね。実は筆者もそうでした。

 2011年、新しい年を迎えました。今回は、新年ということで「やりたいことに向けて新しい一歩を踏み出すヒント」をお伝えします。

「やりたいこと」の現実

 「やりたいこと」というと、何か突然インスピレーションが湧いたり、衝撃的な体験をしたりすることがきっかけで出合う(例えば「事故をきっかけに使命感を抱いた」など)と思っている方が多いのではないでしょうか。もちろん、そのような方も中にはいるかもしれませんが、私たちの生活の中で「やりたいこと」に出合うような体験は、それほど多くありません。

 誤解を恐れずにいえば、筆者も、「やってみたいことはなんとなくある。けれども、それがぼんやりしていてはっきりせず、何から始めたらいいのか分からない」と悩むことがあります。このようなときこそ、やりたいことや目標を明確にできればいいのですが、それがなかなかかなわないのも現実です。

ただ、やる

 このような場合、どうしたらよいのでしょうか。やりたいことを明確にしようとか、目標を持とうとすることも大切ですが、筆者は、そのときできることを「ただ、やる」ことにしています。

 なぜなら、やりたいことや目標の初期段階は、「○○だったらいいな?」とぼんやりイメージしたり、自分の内面から「感じて」「湧き上がって」くるような、かなり曖昧(あいまい)なことが多く、「やりたいことを明確にしよう」「目標を持とう」と、頭で論理的に分析しても見つけにくいものだからです。

 曖昧な「なんとなくやりたい」を、もう少しはっきりした「やりたい」にしてあげるために、モヤモヤした気持ちに向き合い、そのときできることを「ただ、やる」ことにしているのです。

 特別なことをするわけではありません。筆者の場合、頭の中でぼんやりと考えている気持ちを、とにかくノートやブログに書き出して、その中で、自分ができそうなことをとにかく始めてみるのです。

 ここまでお読みになって、「すいぶん、行き当たりばったりのやり方だな」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。ですが、この方が「やりたいことが見つかればいいな」とぼんやり時間を過ごすよりも、やりたいことがはっきりと見えるようになります。

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