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» 2011年11月18日 00時00分 公開

IT業界職種別・職務経歴書の書き方(1):面接に通る「職務経歴書」の書き方【プログラマ編】 (2/2)

[横山泉,DODA ]
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自己PRのワンポイント・アドバイス

● 分量

 1枚以内で、応募先企業にあわせて記載しましょう。数値で表せる成果は、具体的に記しましょう(例:□割の工数削減、運用コスト○万円削減など)。

● 形式

1.PRしたいポイント(結論)と 2.その具体的内容を 1セットに、複数のポイントでPRしましょう。

  1. PRしたいポイント(結論) については、 例えば、「マネジメントスキル」だけではなく、 「マネジメント手法の確立による作業効率・品質の向上」などと、どのようなマネジメントスキルであるのかを記載しましょう。
  2. 具体的内容は5行程度でまとめ、根拠や具体的な取り組みやエピソードをしっかり記載しましょう。

● 自己PRのポイント

 技術力(開発経験や技術分野における得意分野)やビジネススキル(プロジェクトマネジメントや顧客折衝)、 ヒューマンスキル(性格上の長所)は必須事項です。

 それに加えて、業務の取り組み姿勢や、業務とは別にプライベートでの自己研さん事項がある場合は、具体的に記載しましょう。 また、応募業種・職種ごとに記載内容を変え、志望動機を自己PRに盛り込みます。


自己PRのサンプル

  • 作業効率改善に向けた主体的な提案・行動の成果

 私はメンバーの頃から、自身の作業のみならず全体の進行度合いやボトルネックを把握し、改善・提案ができるよう意識してきました。健康保険企業のシステムでは、ユーザーからの問い合わせ内容をExcelで管理していたのですが、取り扱いが煩雑でチェック工数がかかっていた ため、自己学習も兼ねて、ASP.NETを用いてWebシステム化を行って管理・検索を効率化し、○○時間という大きな工数削減を実現しました。

 また、人材業界企業向け業務システムでは、 今後のトラフィックにも耐え得るDB設計、運用方法の提案を行い、成果として、業務工数の××%の削減を実現しました。

  • プロジェクトの目的と状況に合ったマネジメント手法の確立

 人材業界企業向け業務システムは、納期と品質重視のシステムであったため、従来の開発手法ではなく、アジャイル開発やフレームワークの導入によって開発サイクルを短縮化しました。また、品質管理については、若手メンバーが多く作業ミスが散見したため、サブリーダーとして、週次の進捗・品質チェックから日次チェックに切り替えました。また、メンバーとのコミュニケーション量を増やし、1日当たりの生産性の最大化に努めました。

 今後は、これまでの開発経験を生かし、BtoC向けサービスのシステム開発に携わっていきたいと考えております。現職にて業務システムを担当する中で、自社登録サイトのアクセス増加を目的とした新規機能開発に携わりました。比較的、長期にわたるプロジェクトだったため、自分の仕事の成果が実際のアクセス増加につながっていることに、とてもやりがいを感じました。

 また、サブリーダーの経験を経て、チームで成果を最大化させる喜びを得ることができ、より難易度の高いプロジェクトマネジメントに挑戦したいという気持ちが高まりました。その経験から、常にユーザビリティを意識したシステム設計を探求し、より多くのユーザーに使ってもらえるWeb サービスの開発に貢献していきたいと考えております。

 将来的には、技術的観点でのサービスの具体化から工数見積、進捗管理、リスク管理、メンバー教育に至るまで、数多くのプロジェクトを経験し、技術者とマネージャの視点を併せ持つプレイングマネージャを目指しております。


筆者紹介

DODA IT技術者担当 キャリアカウンセラー

横山泉

得意分野(実績)

アプリケーションエンジニアの方を主に担当させていただいており、大手SIerやコンサルティングファームへの多数のサポート実績があります。エンジニア未経験の方のご支援もしていますので、強い情熱をお持ちの方で、SEを目指されたい方のご相談にも応じています。



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