Microsoftの地図サービス、Bing Mapsを使おうBing Mapsを使ってみよう(前編)(2/2 ページ)

» 2012年12月07日 11時49分 公開
[山崎 大助,魚津システム]
前のページへ 1|2       

「Bing MapsKey」を取得しよう!

1.まずはBing Mapsを利用するためのKeyを取得する必要があります。

 以下URLにアクセスしてKeyを取得します。

 http://www.Bing Mapsportal.com/

2.「サインイン」画面に遷移します。

 お持ちのMicrosoftアカウント(hotmailなど)でサインインしてください。

3.「Announcements」画面が表示されます。

 画面の左メニューにある「Create or view keys」をクリックします。

4.「 My keys 」画面が表示されます。画面内部の“Create key”フォームを入力します。

 項目は、“Application name”は必須なので入力してください。

 ※筆者は、他の項目はそのまま、規定値で作成しました。

 入力後、「Submit」ボタンをクリックします。

5.Keyが作成されると以下のような「Key created successfully」と緑太文字で表示されます。

 上記画像“Keyはここ”の箇所に生成されたKeyが表示されますので、COPYして使用してください。

 ※txtファイルなどに保存しましょう。

 また、“Keyはここ”より上の箇所に「Click here to...」となっている箇所をクリックすると、Keyが記載されているファイルをダウンロードできます。

 PDF、XML、CSVなど多種選べます。こちらをダウンロードして保存しておくのもいいでしょう。

6.これでBing MapsKeyの取得が完了となります。

7.sampleのソースコード内の「credentials: "***Bing MapsKeyを記述***",」の箇所を取得した自分のKeyで上書きしてください。保存して、ブラウザで表示されるか確認しましょう。

8.これで皆さん用のBing Mapsとなります。

 皆さんのサイトやアプリで使ってみてくださいね!

サンプルコードの利用に関して

 サンプルコードとファイルは自由にお使いください。

次回は後編:

 Bing Mapsを使ったスマートフォンHTML5アプリを作ります。

終わりに

 「Bing Maps」は、よく考えられて作られているMapAPIです。

 Mapは現在のスマートフォンアプリにおいて、必要不可欠な存在です。このMapを手軽に使うことができるので、皆さんが考えている企画、使い方があればぜひそれに当てはめて作成してみてください。HTML5と連携して使用すれば、ネイティブアプリ並みの力を発揮します。また、サーバサイド技術や、SNSとの連携を行えば幅広い使用方法が考えられます。

 今後必須な技術、情報となりますので、今まで手を出してこなかった方もぜひ一度試してみてください。次回は、「後編」今回のサンプルをアレンジしてHTML5+JS+CSS3+MAPのアプリを作成します。

著者紹介

山崎 大助(魚津システム 所属)現在はデジタルハリウッド講師を務める他、SoftwareDesign、日経ソフトウエア、ITPro、WebCreatorsなどのWeb業界誌での執筆。日経PC21「名作フリーソフトを訪ねて」では自ら開発した「AIRNote!」が選ばれ掲載。impress.jsを簡単に作成する「 Impress.js design 」アプリもGithubにて公開してます。 最近ではHTML5やPHP関連のセミナー・勉強会を開催。@IT「HTML5アプリ作ろうぜ!」の連載記事を執筆。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。