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» 2013年03月14日 00時00分 公開

ライバルに学べ! 学生スターエンジニアに聞く(9):ソフトもハードも学びたい、ガジェット大好き扇田昌紀 (1/2)

高い技術力を持って活躍する「学生スターエンジニア」たち。彼らはどのように生まれ育ち、どんなことを考えているのか。同年代のスターへのインタビューから、自分の就職活動のヒントを得よう。

[前平敏志(サトにゃん),@IT]

 お久しぶりです、学生記者の前平です。前回の記事公開からだいぶたちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。筆者は、今年(2013年)3月に情報系の専門学校を卒業し、4月からWebプログラマとして働く予定です。卒業間近なのでいろいろとバタバタしていますが、残り少ない学生生活を存分に楽しんでいます!

学生スターエンジニアの「発掘」をテーマに

 今回登場するのは、奈良県在住の大学2年生、扇田昌紀(HN:mugifly)さんです。大学の学生委員会や大学生協関連の活動に参加しつつ、友人らとWebアプリケーション開発プロジェクトを進めているそうです。

 筆者は専門学校の卒業と同時に学生記者も卒業し、今回が最後の取材・執筆となります。そこで今回は最終回として、学生スターエンジニアの「発掘」を意図して取材対象者を選びました。有名な学生スターエンジニアはたくさんいます。しかし、まだ有名ではないものの、将来性があり、いつかスターエンジニアと呼ばれるだろう学生も数え切れないほどいます。以前から、そのような学生をこの連載で発掘し、多くの人に知ってほしいという思いがありました。

 そんな趣旨の下、今回は扇田さんにインタビューを行いました。彼は今までにない新しいWebサービスを開発するべく、日々頑張っているようです。IT業界を目指している学生さんは、ぜひ就職活動のヒントになるものを探してみてくださいね!

イベント共有サービスを友人と開発中

――最近の活動について教えてください。大学の学生委員会や大学生協関連の活動に参加しているとのことですが……。

扇田 高校生のときに生徒会役員を務めていました。高校では先生や生徒が楽しめるような行事を企画していたので、大学でもやってみようかなと思ったのです。

――実は私も高校時代に生徒会役員をしていました。生徒会独特の雰囲気は好きです。

扇田 はい、生徒たちの力で何かを進めていくことに魅力を感じますし、面白いですよね。

――高校は、京都の通信制高校に通っていたそうですね。なぜ通信制高校を選んだのですか。

扇田 自分のペースで自分のしたい勉強を頑張りつつ、高校の活動にも取り組みたかったからです。

扇田昌紀さん 扇田昌紀さん(WebサイトWebサイト

――なるほど。では次に、友達と進めているWebアプリケーション開発プロジェクトについて教えていただけますか。

扇田 今はイベント共有サービスを開発しています。日本中のイベント情報を集めて、利用者が面白いと思えるようなイベントを見つけ出し、提案するというものです。

――ATNDなどのサービスと連携させたら面白そうですね。開発は順調に進んでいますか。

扇田 まぁ、頑張っています(笑)。できるだけ早く公開したいですね。

――何人で開発しているのですか?

扇田 私と友達の2人で進めています。開発メンバーを増やしたいと思っていますが、周りにやりたいと言ってくれる人がいなくて……。大学でも詳しい人はあまりいません。そもそもWebアプリケーション開発プロジェクトに興味を持つ人がいない状況です。

――なかなかメンバー集めが難しいですよね。そのほかに何か開発されているものはありますか。

扇田 大学の無線LAN環境に簡単にログインできるツール(Androidアプリ)をJavaで開発しています。無線LANの暗号化キーはすべて固定なのですが、HTTPSでIDとパスワード認証がかけられています。そのアカウント情報を記録しておいて毎回の認証処理を省くというツールです。このツールを使うことで、自分や学生みんなの手間が少しでも省ければうれしいですね。

――もし完成すれば、大学生活がすごく便利になりますね!

インターネットで全世界に発信!

――いつごろからコンピュータに触っていますか。

扇田 家にWindows 95のノートPCがあって、たぶん幼稚園のころから触っています。親が触っているのを見ながら、お絵描きして遊んでいたような……。

――当時はキッドピクスという学習用ペイントソフトがはやっていましたよね。迷路のゲームとか。

扇田 懐かしいですね! 当時の記憶はあまりないのですが、初めてホームページを作成して公開したとき、とても感動したことはよく覚えています。自分が作ったコンテンツが全世界に発信されていると思うとワクワクが止まりませんでした。コンピュータってすごいなぁーって。

――プログラミングの世界に入ったのはいつごろですか。

扇田 確か小学校高学年のときです。なぜ始めたのかは覚えていないのですが、HSPや日本語プログラミング言語でプログラムを作りました。HSPには全然なじめませんでしたが、日本語プログラミング言語はとても使いやすかったです。最初は驚きました、日本語でプログラミングできるなんて考えもしなかったですから……。それからはずっとそちらしか触っていません。

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