沖縄国保連合会、マイクロソフトのBIソリューションを採用事務処理の効率化を図る

沖縄国保連合会は、「国保連合会ポータルサイト」の構築にあたり、「Microsoft SharePoint Server 2010」と「Microsoft SQL Server 2008 R2」を採用した。

» 2013年05月17日 19時43分 公開
[藤本和彦,@IT]

 沖縄県国民健康保険団体連合会(沖縄国保連合会)は、「国保連合会ポータルサイト」の構築にあたり、マイクロソフトのBIソリューションを採用した。日本マイクロソフトが2013年5月17日に発表した。

 沖縄県内に43ある保険者(市町村など)とともに国保事業に従事する団体である沖縄国保連合会は、保険者の要望に対してさらに積極的に応えられる環境づくりを推進するため、国保連合会ポータルサイトを構築し、提供している。

 沖縄国保連合会では、同ポータルサイトの構築にあたって、Webブラウザ上で「Microsoft Excel」のファイルを閲覧できることや、Excelからのデータ分析やレポーティングサービスなどBIに必要な機能が最初から搭載されているなどの理由から、「Microsoft SharePoint Server 2010」と「Microsoft SQL Server 2008 R2」を採用した。

 今回のシステム構築により、従来は数カ月かかることもあった保険者の要望に応じたデータの抽出・提供が、数日でできるようになったほか、5年分約4000万件のレセプト(診療報酬明細)データから保険者自身が簡単にデータを閲覧・加工・分析できるようになり、事務処理が効率化した。

 今後の展開として、沖縄国保連合会では、医療費の適正化や保険事業活動の充実などへの貢献を期待している。

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