連載
» 2014年10月29日 17時28分 公開

連載:カンタンWebアプリ開発ツール「Forguncy」の実力を探る:第2回 テーブルを作ってみよう(1) (5/6)

[かわさきしんじ,著]

データの更新

 データの更新は別ページにしてもよいのだが、ページ構成がシンプルになるように、ここでは[一覧表示]ページに実装してしまうことにした。まず[データ追加]ページで見たのと同様なテキストとテキストボックスをリストビューの下に配置し、[更新]ボタンも用意しておく。なお、今後の作業は今までと同じことの繰り返しになるので、説明は少し省略していく。

データ更新用の要素を用意する データ更新用の要素を用意する
先に述べたように、水平スクロールバーが表示されないようにリストビューの横幅を少し大きくしてある。また、これにはもう1つの理由がある(後述)。

 [データ追加]ページからコピー&ペーストして、[追加]ボタンを[更新]ボタンに修正してもよい。この場合は以下のデータ連結処理を繰り返す必要がないのでカンタンだ。

 ここでもテキストボックスを「内線番号表」テーブルの各フィールドと連結する。こうすることで、リストビューで選択されたレコードのデータがテキストボックスに表示されるようになるのだ。同時に、データの追加のときと同様に、[更新]ボタンがクリックされたときにこれらのセルの内容でテーブルが更新されるようになる([ふりがな]については「ふりがなテキストボックス」として、右ペインの[セル型]タブで[名前]テキストボックスと関連付けを行うのを忘れないようにしよう)。

テキストボックスとフィールドの連結 テキストボックスとフィールドの連結

 その後、[更新]ボタンを選択し、右ペインの[セル型]タブにある[コマンドの編集]リンクをクリックする。[コマンド]ダイアログでは[コマンドの選択]で[テーブルデータの更新]を、[更新の種類]には[更新]を選択する。

[コマンド]ダイアログ [コマンド]ダイアログ
このダイアログで行うのは、[更新の種類]に[更新]を選ぶことを除けば、データの追加と同じだ。

 だいぶ説明をはしょっているが、今までとやっていることはほぼ同じなので、分からない方は[データ追加]ページで行っている手順を参照してほしい。これで実装は終了したので、デバッグ実行してみると、以下のような画面が表示される。

テキストボックスでデータを修正して[更新]ボタンをクリック
テキストボックスでデータを修正して[更新]ボタンをクリック
デバッグ実行画面 デバッグ実行画面
リストビューでレコードをクリックすると、その内容が下にあるテキストボックスに表示される。データ連結を行った効果がこれである。
そして、適当に値を変更して[更新]ボタンをクリックすると、その内容が即座に上のリストビューに反映されるはずだ。

 Forguncyの操作に慣れてきたら、データの更新は意外にサクサクと実装できるはずだ。次にデータの削除を実装してみよう。

データの削除

 データの削除も[一覧表示]ページに実装する。これにはリストビューに要素を追加する。先ほどリストビューの大きさを再調整したのは、このためだ。

 行テンプレートの[内線番号]の隣のセルを適当に選択する(ここでは3セル)。そして、[ホーム]タブの[セル型]ペインにある[ハイパーリンク]ボタンをクリックする(か、ドロップダウンから[ハイパーリンク]を選択する)。

ハイパーリンクの追加 ハイパーリンクの追加

 ハイパーリンクには、それがクリックされたときに何らかの処理を実行するようにコマンドを設定可能だ(典型的にはページの遷移や、ここで行うような何らかのコマンドの実行を行う)。右ペインの[セル型]タブにある[表示テキスト]に「削除」と入力し、その上の[コマンドの編集]リンクをクリックする。

削除コマンドの実装 削除コマンドの実装
  (1) ハイパーリンクを指定した部分を選択し[表示テキスト]に「削除」と入力。
  (2) [コマンドの編集]リンクをクリック。
  (3) [コマンドの選択]ドロップダウンで[レコードの削除]を選択。

 [コマンドの選択]ドロップダウンで[レコードの削除]を選択する。これだけだ。デバッグ実行した結果を以下に示す。

ようこそ川崎さん。だが、[削除]リンクをクリック
ようこそ川崎さん。だが、[削除]リンクをクリック
さよなら、川崎さん
さよなら、川崎さん

レコードの削除
行テンプレートに指定したハイパーリンク[削除]が個々のレコードに表示されているのが分かる。このリンクをクリックすると、対応するレコードが削除される。
ここでは[データ追加]ページで追加したレコードを削除している。削除時には確認ダイアログが表示されるので、削除しても問題なければ[OK]ボタンをクリックする。


 最後に、[一覧表示]ページの上部に空いている隙間を埋めるべく、クエリー機能を追加してみよう。

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