第4回 Excel資産を活用してみよう連載:カンタンWebアプリ開発ツール「Forguncy」の実力を探る(2/5 ページ)

» 2014年11月27日 18時46分 公開

Excelからページを作成する

 ここではOffice.comで提供されているExcel用のテンプレート「請求書 (販売用、シンプルな青色のデザイン)」に手を加えて、以下のようにしたものを例とする。

例として利用するワークシート 例として利用するワークシート

 Excelワークシートからページを作成するにはリボンの[データ]タブにある[Excelからページ]ボタンをクリックする。

Excelからページを生成 Excelからページを生成

 すると、[開く]ダイアログが表示されるので、インポートするExcelファイルを指定する。これだけで、ForguncyがExcelファイルを読み取って、これを基にページを生成してくれる。

生成されたページ 生成されたページ

 このように、Excelで作成したフォームをとても簡単にForguncyに取り込める。が、取り込んだだけでは実行したところで何も行えない。以下は上記画面をスタートページとして実行したところだ。

ページを生成しても、そのままでは何もできない ページを生成しても、そのままでは何もできない

 Excelなら日付や内容、単価、数量を直接入力できたが、Webアプリとするにはそれなりの作業が必要になる。これは、ExcelではUIとその裏で動作するロジック、データベースの三役をワークシートが単体で(あるいはマクロと共同で)担っていたことと、Forguncyでは明確にそれらを分離したことによる差異だと考えてよいだろう。

 ワークシートから生成したページを利用するにはいくつかの方法がある。まずは最も簡単な方法について考えてみよう。

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